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みすみ"Smilie"ゆきこ
10年目となったJTSP。ここまで続けてこられたのは、日本人奨学生枠を下さる各フェスのプロデューサー シカゴはレーン・アレキサンダー氏、NYはトニー・ワグ氏のお蔭です。
今年は各イベントからシカゴは1名、NYは2名分の奨学金を頂きました。
そして初年度から1~2名分の奨学金を出して下さり、かつ全員にホテル代のサポートをして下さっているBASEMENT様。
また、今年はTITFより特別に1人分の奨学金が送られました。
こうして合計5名の奨学生を送り出すことが出来ました。

他にも、沢山のタップダンサーにサポートして頂き、奨学生の渡航費の一部を出させて頂いております。皆様に心よりお礼を申し上げます。

今年NY組は成人3人でしたので、私は同行しませんでした。しかし不慣れな海外。JTSPの先輩でNY在住のYuttyが世話役をかって出てくれたので、安心でした。ありがとうございました。
皆さん、まめに連絡をくださり、現地にいる日本人との交流もできたようですし、ブロードウェイショーを観たり、タップフェスでは充実の日々を送ったようです。

シカゴは未成年者が2名でしたし、私もゲストアーティストとして招聘されていましたので一緒に渡米しました。
JTSP2016の2人の他、過去のJTSP 生が3名、そしてNYから今西アンドレ君も参加したいとのことで、さすがに1人で未成年者6人は厳しいと思い、色々な方に相談をし、大人のボランティアを募ったところ、RAG DANCE STUDIOのなつさんが同行して手伝って下さることになりました。
もともとRAGさんは、沢山のサポート料を出して下さり、いつも影で支えて下さっていますが、今回、サポートだけの為にシカゴまで来て下さったこと、なかなか出来ることではありません。なつさんのお蔭で私もちゃんとお仕事が出来ました。心より感謝を申し上げます。

私自身は、シカゴタップフェスティバルでマスタークラスを担当させて頂きました。自分の教えがない時間は、サム・ウェバー氏や、LAのマスター リンダ・ソル・エリソン女史、そしてレーン氏のクラスを取り、生徒になれて学びが多かったです。リンダは良く話は聞いていたのですがお会いしたのは初めてでした。35年もの間ラプソディ・イン・タップというカンパニーを続けていらっしゃいます。パーカッショニストのご主人の生演奏によるレッスンはとても楽しかったです。そしてタップマスター エディ・ブラウンとゆかりがある方なので、エディの「リズムソフトシュー」を学べたのも貴重でした。
今年のシカゴのスーパーゲストはグレゴリーのお兄さん、モーリス・ハインズ氏!
彼の授賞レセプションでモーリスのトリビュートを踊って欲しいと頼まれました。
せっかくなので、彼とグレゴリーがよく踊っていたというヘンリーのナンバーを、永井大雅と谷澤和真と3人で踊らせてもらいました。(2人ともリハも何もなしですぐできたのは流石と思いました)
途中、モーリスが興奮して一緒に踊りだしました!
そして「これは僕が7歳、グレゴリーが5歳の時に踊っていたナンバーだよ。素晴らしい!!見れて嬉しい!!! まさに大雅がグレゴリー、和真が僕のようだ。ありがとうYUKIKO!!」と本当に喜んで下さり最後は熱いハグ! レーン氏からも「素晴らしい、これはパーフェクトだ!!」と感謝の言葉を頂きました。
今回脚を怪我していたのでショーの出演は辞退しましたが、このような素晴らしい機会を下さったレーン氏に本当に感謝ですし、忘れられない思い出となり、そして心の財産がまた増えました。子供2人にもこの経験をさせてあげられて嬉しかったです。

各フェス、色々と新しい事にチャレンジしています。NYはタップの歴史をたどるツアーを今年初めてやりました。シカゴは久しぶりにカッティングコンテストが復活し、中川美海が優勝、橋本拓人が2位と日本勢が頑張りました。
日本を代表して行くという自覚の上に、広い視野を持てる事、世界のレベルを目の当たりに出来る事、そして国際交流が出来る事も大きな経験になると思います。
今後いつまで私が同行できるかわかりませんが、出来る限り続けていきたいと思います。
皆様のサポート、どうぞ宜しくお願い致します。
サポート同行(RAG DANCESTUDIO/なつ)
かねてより興味のあったシカゴのタップフェスティバル。今回ご縁があり同行させていただくことになりました。

今年のJTSP奨学生2名他、中学1年生〜高校1年生までの将来有望なタップダンサーが6名。

シカゴに着くとホテルとスタジオにチェックイン。

スタジオでは色々と手続きがありました。ショーの参加申込みやTシャツの購入や私には何をしてるのか全部はわかりませんでしたが、これからの1週間を過ごすために必要な手続きだという事はわかりました。不備があった子もみすみさんのフォローでスムーズにいったようでした。というか全部みすみさんが行ってくださいました…。

スタジオの場所は「Fine Arts building 」という正にその名の通り 多種多様のアートが学べるビルのようです。各フロアにたくさんのお教室があり歌や楽器が聞こえていました。
建物自体もアーティスティック!彫刻や壁の絵画が素敵でした。
おじさんが運転(操作)しているエレベーターは必見です!!

スタジオは3Fと8Fと10F
10Fの壁一面の大きな窓からは向かいの公園が見え、噴水の向こうにはミシガン湖が見えます。(空調の調子が悪く、レッスンには辛かったようですが)

毎日のスケジュールは人によって多少違いますが
朝9:00(10:00の日もある)〜17:00位までレッスンをして、夜はショーを観たり参加したりでホテルに帰るのは夜遅く。

まさにタップ三昧!!!
タップ好きには夢のような毎日です。
さすが若さで、時差ボケと戦いながらも楽しそう。

ジャズバーでのジャムではほとんどプロのダンサーの中、3人の子どもが踊らせてもらえました。

次の日はショーとカッティングコンテスト。カッティングコンテストでは橋本拓人くんが準優勝・そして中川美海ちゃんが見事優勝!
7拍子や3拍子など難しい課題の中、日本勢も優秀になったんだなーと感心しました。

3日目のショーのスペシャルゲストはモーリス・ハインズ氏(グレゴリーのお兄さん)でした。彼は本物のエンターテイナーでみんなを幸せな気分にさせる天才でした。
モーリスとみすみさんは同じ師匠(ヘンリー・レタン氏)を師事していたということで、みすみさん・永井大雅くん・谷澤和真くんの3人でヘンリーのナンバーを披露する栄誉をいただきました。
モーリスは大変喜んで、興奮して一緒に踊ったりしていました。

こんな感じで残り3日間もショーは続きます。

最終日は夜のショーが無かったので夕方から みんなで観光をしました。
みんなの希望の ウィリスタワー(アメリカで2番目に高いビル)の展望台・シカゴ名物ディープディッシュピザ・船 と途中の雷雨にも負けずに全部制覇できて大満足〜!!

これだけ濃密なスケジュールをアテンド無し(個人留学)ではなかなか経験できないです。
実際、みんなスケジュールを把握していなかったり、ショーのチケットがどれだか分からなかったり服装が分からなかったりとアタフタ。

すべて みすみさんが取り仕切って下さいました。
みんなが二度手間・三度手間にならないように、みすみさんが二度手間・三度手間をコッソリして下さっていました。

本当に感謝しかありません。

私の感想は
1. もう少しお役に立ちたかったです。
2. かなり贅沢な経験ができます。できれば20代・30代の方にもっともっと参加してもらいたいと思います。

この旅でたくさんの経験ができ、とっても勉強になりました。
私の財産になりました。
お誘い頂いたこと心から感謝致します。
ありがとうございました。
Chicago(谷澤和真)
僕がシカゴで感じたことは「世界は広い。タップも広い。色んなやり方、スタイルがある」ということでした。「まだまだ知りたいことだらけ、だからもっと学びたい。」
と今も強く思っています。

印象的なレッスンはCoursesのCartier Williams先生のレッスンです。
このレッスンでは、最後にクラスを受けた人でゲームをしました。
このゲームで僕は、前から課題だった「表現する」ということの練習方法を一つ教えてもらいました。ゲームはクラスを受けた人を半分に分けてた後、真ん中に円を作り、先生のお題にそってそのお題をタップで表現して、あとの半分の人は何をしているか当てるというゲームです。
Cartier先生が「焚き火を囲む人たち」というお題の見本を見せてくださいました。お一人で踊られたのに、焚き火をたくさんの人が囲っているように感じました。すごいと思いました。
僕は水や虎や蜂などのお題でしたが、Cartier先生のように表現することは出来ませんでした。僕もあんな風に表現できるようになりたいので、日本でも練習していきたいです。

シカゴでは悔しいことが2つありました。

1つ目はカッティングコンテストでのことです。5拍子の曲をたくさん聞いたり、色んな方に一緒に練習して頂いたり、カウントがとりにくくなるステップを考えたりと、自分なりに準備をしていったつもりだったのに、歯が立たず、ワンカウントが取れなくなってしまいました。自分に負けてしまったことが本当に悔しかったです。もっと練習して、必ずリベンジして優勝したい!という目標が増えました。

もう一つはWorkshopsのAyodele Casel先生のクラスでどんどん振りが進んでいってしまって全く振り付けをとれなかったことです。英語をしゃべれなかったので質問もできませんでした。Ayodele先生のレッスンは、また必ず受けたいです。そして今度こそ絶対全部振りをとれるようにします。わからなかったら質問できるぐらいまで英語をしゃべれるようにもなります。

僕は今回のシカゴで一生の宝をもらいました。それは、モーリス・ハインズさんのレセプションでモーリスさんの前で、みすみ先生と大雅君と一緒にヘンリーさんの12番を踊らせていただけたことです。途中モーリスさんも一緒に踊ってくださったことも、喜んでくださったことも、踊り終えて笑顔で握手してくださったことも、とても嬉しかったですし、あのときの全てが一生の宝になりました。こんな夢のような機会をくださったことに本当に感謝しています。


最後になりましたが、みすみ先生、なつ先生、サポートをして下さった方々、シカゴに行くまでにいろいろなことを教えて下さった方々、一緒にシカゴに行った仲間であり先輩方、それから一番近くでいつも応援してくれる家族に本当に感謝しています。

この感謝の気持ちを忘れず、これから僕のできることを精一杯やり、次へ繋げていけるように、恩返しが出来るように、これからもがんばっていきます。

ありがとうございました。
Chicago(廣瀬泰盛)
僕は今回、第10期生JTSPの日本代表としてシカゴスカラシップに参加しました。
ですが、少し反省しています。僕はレッスンの時に自分は楽しいのですが、今思うと僕のレッスン態度がつまんないように見えてしまったみたいで申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ですが、僕は物凄く楽しいレッスンが出来ました。
僕は、これからタップを長く続けていこうと思っています。
なので、色々な先生から指導を受けて、レベルアップしていきたいと思っています。
今回は、まだまだ未熟なのがアメリカに行って実感しました。

僕は、シカゴで楽しい事が沢山ありました。
これからはその思いを大切にして、タップを上達させたいと思っています。
シカゴでの楽しいことはまだまだ沢山あります。
日本にいたらなかなか経験できない体験をしたり、アメリカのプロのタップを間近で見れたり、仲間と一緒に過ごしたり、シカゴに行く前は9日間って長いなと感じたのですが実際に行ってみたら、物凄く短いものなんだなと実感しました。

コースレッスンが4日間ありました。その1日目は緊張しましたが、何とか乗り切りました。2日目は、少し慣れてきましたが、やっぱり緊張していてなおかつ言葉も分からなくて悔しかったのですが、タップで会話していると思ったら楽しくなってきて、それからの時間が過ぎるのが早くて、あっという間にコースレッスンが終わってしまいました。
レッスン1日目には Jazz Show Case を見ました。2日目には Student Show Case を見て Cutting Contest に出ました、ですが緊張のあまり全く自分の実力を出せませんでした。そんな自分が悔しくて仕方がありませんでした。
その次の日は、ワンレッスン3時間のワークショップを2つ受けました、3時間あるはずなのに物凄く時間の経過が早く感じました。すぐに1日が終わってしまい、もう明後日には日本に帰ってしまうのかと楽しい気持ちとは裏腹に、寂しい気持ちもありました。
ですが、それでも残りの2日間のレッスンを全力でやろうと思いました。
残りの2日間の内1日目が終わって2日目に入って2レッスン目に入った時に、怪我をしてしまい、残りの2レッスンは出ることができませんでした。それが、悔しくて悔しくてたまらなかったのですが、怪我をしないようにタップをする前には必ずストレッチをしたほうが良い事もわかりました。。
これから、シカゴの経験を活かして頑張ろうとおもってます。
最後に、僕をシカゴに連れて行ってくれた沢山の皆さんにありがとうございましたと言いたいです!
New York(尾崎美月)
12時間のフライトを経てNYに到着!若干の時差ボケもありつつ、ワクワク120%!
JTSPの2期生で、今はNY在住のyuttyさんがJFK空港まで迎えに来てくださり、エアートレインと地下鉄を乗り継いで宿へ。行く途中の地下鉄にはミュージシャンがいたりしてNYの熱気がムンムン。
夕方には、yuttyさんがNYで活動している日本人の先輩たちを集めて食事会を開いてくれた。そこは人気のダイナー(レストラン)らしく、バッファローウイング(辛酸っぱいお肉料理)とチーズケーキがとてもおいしかった!
夜は、収容人数6,000人のラジオシティ・ミュージックホールでやっているショー『ニューヨークスペクタキュラー(NewYork Spectaclar)』を観に連れて行ってもらった。観光に来た家族がNY中を巡るという話で、プロジェクションマッピングを駆使したファッションショーやロックフェラー・センターの夜景などを背景に、ダンスチーム『ザ・ロケッツ(The Rockettes)』 による圧巻のラインダンスが加わって、早速NYに魅了されてしまった。

2日目。【マスタークラス(Master class)】と呼ばれるタップのレッスンがはじまった。
レッスン場はマンハッタンの中心ミッドタウン付近にあるダニースタジオというところ。広くて綺麗なスタジオに入ると、足が長くてスタイルのいい子たちがたくさん!先生から「まずは自己紹介してね」というアナウンスがあり、簡単な自己紹介から始まった。もちろん英語で。
NYはもちろん、テキサス、フロリダ、国外だとオーストラリア、スペイン、アルゼンチン…本当に様々なところから来ている。今回スカラシップを頂いたタップフェスティバル【タップ・シティ(TAPCITY)】はそれだけ大きなイベントなんだと実感。
レッスンを受けたアヨーデリー先生(Ayodele Casel)は女性らしさもありながらとてもクール、デボラ・ミッチェル先生(Deborah Mitchell)はレッスンに優しさがあふれていて、ランディ・スキナー先生(Randy Skinner)はブロードウェイミュージカルでたくさん活躍されている方で、とても刺激的だった。レッスンの合間の休憩時間にはタイムズ・スクエアへと足を運んだ。様々な国の人々でごった返し、いろんな言語が聞こえてくる。イエローキャブ(タクシー)の交通渋滞、昼間でもきらびやかな劇場の電子看板やホテルがたくさん…アメリカンドリームのたくさんつまっている場所だ。
夜はブロードウェイミュージカル『シャッフル・アロング(Shuffle Along)』を観に行った。ショー中に出てくるダンスナンバーは全てタップ!こんなミュージカル観たことない!振付もお洒落でとても面白かった。

3日目も引き続きマスタークラス・タップレッスン。
ミュージカル『ビリー・エリオット(Billy Eliot)』の子どもたちのレッスンも担当していて、とてもコミカルなレイ・ヘッセリンク先生(Ray Hesselink)のクラスでは笑いが止まらなかった。また、インプロ(即興)をとても楽しいものだと教えてくれたバーバラ・ダフィー先生(Barbara Duffy)、セクシーで旬のダンサー!って感じのメリンダ先生(Melinda Sullivan)、そしてクラウディア先生(Claudia Rahardjanoto)はとても丁寧で親切にクラスを進めていってくれた。
先生方は「ステップは間違えてもいいから、リズムを歌うのよ。リズムに表現がないとつまらない!」と教えてくれた。先生方は少し歌うだけ、歩くだけでもキマっていてかっこいい。リズムにのって飾らずに自然に体が動いてしまうような、内側からのエネルギーを側で大きく感じた。

4日目朝は 【タップトレジャー(Tap Treasures Tour)】からはじまった。今年からタップにゆかりのある場所に連れて行ってくれるツアーができたそうだ。ラッキー!
まずはアップタウンツアーということで、マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーも通った道、ハーレムにあるアポロシアターに向かった。希望者は舞台に上がり、みんなでタップを踏んだ。舞台から客席を見渡し、ここからスターが出ているのだと思うとワクワクした。
昼は野外でのタップイベント【タップイットアウト(TAP IT OUT)】の顔合わせ&リハーサルがあった。
夜は【ボートライド(Copasetic Boat Ride)】といってハドソン川から出てマンハッタンを一周する100人位乗りの観光ボートに乗って、ミュージシャンとセッションできるアトラクションがあった。インプロのクラスで一緒になった、アルゼンチンから来ている子に「一緒に踊らない?」と誘われ、一緒にセッションできたのがとても楽しく、国際交流を感じられる出来事だった。ボートは夕方に出航し、自由の女神の目の前を通り、帰りに港につくころにはもうあたりは暗くなっていて、NYの美しい夜景が目の前に広がっていた。

5日目。ついに【レジデンシー(Residency)】がはじまった。レジデンシーとは、4人のコリオグラファー(振付師)の中から2人選択し、最終日の劇場での発表に向けて4日間かけて振付を完成させるものだ。わたしはリン・シュワブ先生(Lynn Scwab)とテッド・レヴィ先生(Ted Levy)のクラスを選択した。リン先生のクラスはスウィングのアカペラで、音の強弱や音程にこだわって教えてくれた。テッド先生のクラスはザ・ブロードウェイといった曲・振付で、振付に対してこう厳しかった。「Don't perform! 演じたり見せつけようとしないで!」「TAP is Rhythm and Movement. タップはリズムと流れるような動きなんだ。」
日々勉強になることばかりだった。
合間にタップイットアウトの練習もはさみ、日に日に体もきつくなってきていた。『(レジデンシーの)3日目あたりがきついんだよね。』と去年もタップシティに参加していた子が言っていた通り、3日目に疲労感のピークがきた。休憩中はスタジオ前にある1ドルピザ(とっても美味しい!)をさっと食べてスタジオ内のソファーで5分でも暇を見つけて休んだ。だが、クラスに入ると不思議とやる気と集中力が戻ってくるのだ。きっと先生方からパワーをもらえるのだろう。
その間にもタップトレジャーがあり、タップシティを運営している老舗タップダンススタジオ、【アメリカンタップダンスファンデーション(ATDF)30周年記念パーティー】があったり、【タップアワード(Tap Awards Show)】といってタップ界に貢献した人に賞が贈られる会があったり、プロのタップダンサーによるショーケース【タップトレジャーズショー(TAP Treasures Show)】もあった。タップトレジャーズショーでは床に砂を巻いてその上でタップを踊るサンドタップや、歌を歌いながらタップなど、一人一人がダンサーであり役者だった。学校の先生に扮したランディ・スキナーが指揮をとりながら「42ndストリート」を踊る子どもたちのナンバーはとても可愛く盛り上がった。

あっという間に滞在8日目。最後のレジデンシークラスを受けてから、マンハッタンの南にあるオフィスビルの立ち並ぶエリア、フォーリー・スクエアに移動してタップイットアウトの本番。みんなでお揃いのタップシティTシャツを着て、板をだいたい横12列、縦7列位に並べ、タップが大好きな総勢100人位での大迫力のボディーパーカッションとタップダンス!タップシティ主催のトニー・ワグさん(Tonny Waag)は面白おかしく指揮をとり歌を歌い、場を盛り上げていた。リン先生はタップイットアウトの総合プロデューサーだったので、翌日の劇場での本番前に、ここでリン先生のレジデンシーナンバーをいち早くお披露目することができた。
青空の下、みんなで気持ちを一つに音を一つにタップを鳴り響かせるのはとても気持ちよかった。お客さんからの歓声で大盛り上がりでイベントは大成功!NYのエンターテイメントに対する接し方は寛大で素晴らしいなと思った。

9日目、最終日。42ndストリートにあるデューク劇場にてとうとう本番の日。集合時間は11:30とわりとゆっくりで、日本から持って行ったお米を食べて力をたくわえた。(とはいってもNY、お寿司やおにぎりなどが売ってる日本食屋さんも結構あって、みなさんお箸も上手に使っていた。)
ショータイトルは【タップフューチャー(TAP future)】未来のタップ界を支える人たちがここに集結しているのだ。ブロードウェイミュージカルの『アラジン(Aladdin)』や『マイフェアレディ(My Fair Lady)』のリハーサルを行っているスタジオが控え室になっておりちょっと嬉しい。順番に場当たりとリハーサルをやり、本番まで待機。
待機中、アメリカの人たちは顔を合わせるなり、「とても綺麗だね!」「その衣装素敵だね!」ととにかく褒めてくれるのでテンション上がっちゃう!
袖につき、いよいよ本番。「がんばろうね」「グッドラック!」とハグしあい、緊張する間もなくあっという間に2回のショーが終わってしまった。踊り終わった後の「ヒュー!」という歓声は、まだ耳に残っている。本番が終わった後、リン先生は強く抱きしめてくれ、テッド先生はほっぺにキスをしてくれた。
帰り際、リン先生のレジデンシークラスをずっとまとめてくれていたチームリーダーが、『あなたの踊っている時の笑顔は周りをHAPPYにするね!』と言ってくれたのが本当に嬉しかった。

充実した10日間も終わり、日本に到着。
私は千葉県松戸市で『タップダンスラボラトリー』というタップダンススタジオを開いている。生徒さん方のおかえりなさいというあたたかい笑顔。NYで学んだことを生かし、さぁ、これからどう次世代に繋げていくかが私の課題だ。

素晴らしい経験をさせていただいたみすみ先生、藤井さんをはじめとするBasementの皆様、PORIさん、タップシティ主催のトニー・ワグさん、スポンサーの皆様、サポーターの皆様、心から感謝致します。ありがとうございました。
現地でお世話になった方々、リン先生、テッド先生、マスタークラスの先生方、スタッフの皆様、共に学んだ仲間・・・挙げればきりがありません。
本当にありがとうございました。

最後に同じスカラシップ生のりなちゃん、ちさとちゃん、いろんなことで一緒に爆笑したことは忘れられないね。ありがとう!
New York(井上千里)
私は今回、JTSP10期生としてNYのTAP CITY2016に参加させていただきました。NYで体験したことすべては私にとって初めての挑戦であり、不安に感じる部分もありながら全力で打ち込むことができました。1週間という短い期間ではありましたが、何にも代え難いとても貴重な時間となりました。

TAP CITYはじめの2日間はMaster classというさまざまなMasterによるワークショップでした。私は初日、Ayodele Casel、Max Pollak、Michelle Dorrance、Barbara Duffy、2日目はClaudia Rahardjanoto、Leonardo Sandoval、Melinda Sullivan×2の計8クラスを受講しました。予想していた通りステップは難しいものが多く、見た事のない振り付けに苦戦する所もありました。しかし、Masterのタップダンスを間近でみて私もできるようになりたい!もっとたくさんのリズム、ステップ、振り付けを吸収したい!という気持ちが大きくなり、絶対すべてのステップをできるようになって日本に帰ってやる!という強い気持ちを常に持って取り組みました。英語がわからないながらもレッスン中に積極的に手を挙げて個別に見てもらう機会も得ることができ、多くの面で成長できたと感じています。 このMaster classでは先生がこのレッスンで1番伝えたいことは何なのか、という所に重点をおき受講したので身体の重心の置き方や使い方、音の表現、難しいリズムのとり方など今まで全く知らなかった新しい知識をたくさん得ることができました。今後さらに練習を続けて自分のものにしていこうと思います。

3日目からは野外イベントのTAP IT OUT、最終日に行われるTAP FUTUREの舞台に向けてのResidencie class、2つの練習が本格的に始まりました。
TAP IT OUTは大人数の作品を野外で披露するというアウトドアイベントでした。3チームに別れ、ボディパーカッションでかけあいをしたりタップダンスでかけあいをしたり、とリズムを重視した振り付けで本番もみんなで1つの作品を作っているという感覚がとても嬉しくとても楽しかったです。日本ではなかなかできない貴重な体験でした。
Residencie ClassではBrenda BufalinoとTed Levyのレッスンを受けさせて頂きました。
Brenda Bufalinoのクラスではリズムのかけあいやユニゾンが曲の中でしっかり構成されている振り付けでした。その分基礎がしっかりできてないと難しいステップやリズムを軽やかに表現することはできないし、相手の音を常にしっかり聞きながら踊らないといけないという事を改めて学びました。
そしてTed Levyは私たちにタップダンスにおいて大切なことをたくさん話してくれました。「Adjust-自分の失敗に気付き、自分を調整すること。Balance-ステップを習得したら必ず左右できるようにすること。
Transition-音をしっかり聞けば曲が君たちを導くから音を聞いて次のフリを感じること。」レッスンの中でTedは「Tapdance is sound and movement.」と常に言っていました。音を鳴らそうとしてはいけない。
自分達のmovementで自然と床が鳴る。床と一緒に踊ること。本当にその言葉の通りだなと思いました。この言葉達を受け止めて、もっとタップダンスと向き合っていきたいと思います。

その他にもボートでタップダンスをみんなで踊りあったり、タップダンスの歴史を学んだりとNYでの日々は毎日が充実していて本当に人生の中で忘れることのない1週間になりました。そして、NYではたくさんの出会いがありました。以前日本で一緒に踊ったことのある雅史さん哲也さんがNYでタップ留学をしていて、今回一緒にレッスンを受けました。頑張っている2人に久しぶりに会うことができてとても嬉しかったし、2人からたくさん刺激を受けました。また異国の地で努力する日本人のタップダンサーも知ることができたし、レッスンで一緒に頑張ったさまざまな国のタップダンサーにもたくさん出会うことが出来ました。一つ一つが私に刺激を与えもっと頑張らないと、と何度も何度も心の中でつぶやきました。この気持ちはNYが私に与えてくれた1番大切なものだと私は思っています。この気持ちを常に心に留め、日々の練習に励んでいこうと思います。

最後になりますが、今回私がNYでタップダンスを学ぶ事ができたのはみすみ先生をはじめとし、サポーターの皆様、現地で私を支えてくださった皆様、いつも応援し続けてくれる両親あってこそ実現したものです。本当に感謝します。ありがとうございました。この経験を活かし無駄にすることのないよう、これから自分がすべきことに精一杯努力していこうと思います。
New York(臼井里奈)
今回私は、TITF特別賞をいただき、JTSPスカラシップ生としてNYへ行ってきました。
タップを始め、昔から憧れだったNY。今回は一緒に受かったメンバー3人だけでの渡航でした。
初めての地でわからないことだらけ、不安でいっぱいでしたが現地にいた皆様にたくさん助けて頂きました。

まずはMaster class。私はMax Pollak、Michelle Dorrance、Randy Skinner、Roxane Butterfly、Melinda Sullivanのレッスンを受けさせていただきました。
Maxのレッスンはまるで音楽の授業のよう。みんなで輪になって歌を歌いながら足、手拍子でそれぞれ違うリズムを刻み、いくつかのチームに分かれてリズムを組み合わせていきました。手拍子だけではなく、ボディパーカッションなど様々な音の出し方を学び、人間の体ひとつでこんなにも多くの音を出せることに驚きました。日本だとみんな恥ずかしがってできないのに、NYでは恥ずかしがってもいられません。気づくと私も、大声でみんなと一緒に歌っていました。
Michelleのレッスンは日本でもTITFに参加した際に受けたことがあり、そのときからすっかりファンです。7拍子、7拍子、9拍子や9拍子&ハーフのウォーミングアップから始まり、振り付けもとにかくかっこいいです。Michelleのような技を繰り出せるように、もっと練習をしたいと思いました。
Randy SkinnerはTHE ブロードウェイといった振り付けで、ダンスが入った動きが苦手な私は大苦戦でした。周りの生徒はきれいにターンや手を広げる動きをこなしていてかっこよかったです。あまりシアター系のタップのレッスンを受けたことがなかったので、とても勉強になりました。
Roxane Butterflyはその名のとおり、蝶のように軽やかな動きでステップを踏んでいきます。彼女は、下に重心を置かずリフトで吊るされている気持ちで踊るように、と言っていました。飛んでいるように細かいステップを刻む彼女にすっかり魅了されてしまいました。
Melindaのクラスには、まさかのSarah Reichも登場して驚きました!まさか会えると思っていなかったので、本当に嬉しかったです。Melindaの演技がかった振り付けも最高にかっこよく、踊っていて楽しかったです。とにかく音楽を聴いて、リズムに乗って楽しく踊って!と言っていました。

2日間のMaster class、情報量が多く頭がパンクしそうでしたが、素晴らしい方々のレッスンを受けることができて夢のようでした。
そしてBoat Rideにも参加。ボートの上でタップをして、夜のNYをクルージングします。みんながインプロや自分が用意してきた振りを生演奏とともに踊ったりしていました。私も一緒にマスタークラスを受けたメンバーたちとサンバのリズムで踊りました!お祭りのようで自由に笑い合って踊り、楽しかったです。いろんなタップダンサーのダンスを見ることは勉強にもなりました。

そして、Residency classの練習が始まります。私はLynn SchwabとClaudia Rahardjanotoのクラスを受けさせていただきました。
4日間で作品を作り、最終日のTap Future(Duke on 42nd street)で発表となります。
Lynnの作品はアカペラです。イエロー、ブルー、パープルチームに分かれて、3つのSwingリズムを組み合わせていきます。
外国人ばかりの中で、始めは緊張しましたが、みんなでそれぞれのリズムを聴きながら合わせていきます。Lynnは高音、低音、アクセントの場所など、何度も丁寧に確認をしてくれました。みんながこれらに気を付けてリズムを踏まないと、綺麗なサウンドは出ません。チームで協力し合って確認をし、みんなと呼吸を合わせます。
本番は緊張しましたが、バッチリリズムが噛み合い、目を合わせて自然と笑顔が出ました。
Claudiaのステップはとても分かりやすく、簡単なステップの組み合わせですが、音楽と合わせたときにリズムがはまると気持ち良い振り付けでした。初日にもらった音源を何度も聴き、頭の中でイメージを描きました。女性ばかりの参加でしたし、すぐにみんなと打ち解けました。とにかくみんな練習熱心で、互いに何度も振りの確認をしたり、練習前に早めに集まって曲をかけて練習をしました。本番前、舞台裏で手を取り合ってKeep smiling!! Just do it!!と励まし合って、笑顔で踊りました。

TAP IT OUTという、野外でのイベントにも参加しました。大人数でFoley Squareでのタップ、天候にも恵まれ、多くの通りすがりの人たちも足をとめて見てくれました。最初はチームごとの練習でしたが、最終合同練習で全員で合わせたときに自分自身で感動しました。こんなに大人数でタップのリズムだけでひとつの作品を作ったこと自体が初めてだったので、その迫力に驚きました。青空の下で、板と靴だけで作り上げたこの作品、きっと圧巻だったに違いありません。

その他にも、練習のあとの夜にはTap Tresureというイベントに参加し、Apollo TheaterやWoodpecker Dance Centerへ行き、タップの歴史などについて話を聞いたり映像を見たりしました。Show caseでプロの方々の作品も見れて、1週間とにかく朝から晩までタップづくし!こんなに刺激的な経験はもうできないのではないか、と思うほど楽しむことができました。
英語が流暢ではない私のことをあたたかく笑顔で迎えてくれた先生方や仲間たち、NYではみんな意欲が高く、率先して学ぼう、練習しよう、という姿勢に私も多くの刺激を受けました。練習が終わって、お疲れさまーとへとへとになって日本人の仲間と会うのがまた嬉しく安心したり、終わってから私はこんなことしたよーと寝る前に話をしたりするのも興味深かったり、あっという間に終わってしまい、共に過ごした仲間たちとの別れが辛かったです。スペインやメキシコやオーストラリアなど世界中からタップダンサーが参加をしていて、友達もたくさんできました 。NYの街はアートなものに溢れていて、街で音楽が流れているとリズムに乗っていたり、歌っている人さえいます。実際にNYで生活をしてその空気を感じて、そんなNYがもっと大好きになりましたし、無限の可能性を感じました。タップに関してはもちろんのこと、世界中のタップダンサーたちとの交流の中で、パッションや歴史などここには書ききれないほど多くのことを学ばせて頂きました。課題点もたくさん見つけられたので、宿題もたくさんです!このような貴重な体験させて頂けたのは、JTSPを作ってくださったみすみ先生を始め、BASEMENTのみなさま、TITFのみなさま、主催のTonyさんや現地でお世話になった先生方やサポーターのみなさま、多くの先輩方のおかげです。ますますタップダンスが好きになり、刺激を受けてもっと頑張ろうという気持ちになりました。これ からも感謝の気持ちを忘れず、私自身が多くのことを発信できるように自分の技術に磨きをかけ、タップダンスの可能性を広げていきたいです。
Chicago有志(中川美海)
Rythm World 2016 に参加させて頂きました。
私にとって今年で4回目の参加でした。
今回も、たくさんの先生方のレッスンを受けました。
受けた先生は、Nico Rubio,Jumaane Taylor,Ayodele Casel,Cartier Williams,Nicolas Young,
Maud Arnold,Star Dixon,Tre Dumas,Marty Bronsonです。
先生によってレッスンの進め方や速さ、教え方などが全然違い全てのレッスンが刺激的で楽しかったです。
next stepでは、新しい技をたくさん習いました。レッスンの間、先生が振りを踊って見せる時に毎回拍手が沸き起こりまた。どれも見入ってしまうほどきれいにかっこよく踏むところを見ることができて嬉しかったです。レッスン中にできないステップがあったので、私はこれからたくさん練習しようと思いました。
レッスンの最初や最後にやったインプロでは、ただがむしゃらに踏むのではなくグルーブを感じながら踏むことが大切だということを学びました。
ひとつ前の人からのパスを意識したり、テンポをキープしたりするのは難しかったです。
これからいろいろな人とインプロを回して、先生方がおっしゃっていたこれらのことを意識しながら練習していきたいと思いました。

レッスン後にはJUBAを観に行きました。
3日間のプロの方々のステージは素晴らしかったです。
ステージの空間の使い方、ミュージシャンとの一体感、表現の仕方、時間の使い方、照明へのこだわり、選曲、そしてステップの技術などのすべてが勉強になりました。
タップダンサーによって全然違う世界観やアプローチの仕方を目の前で観ることができて、とても良い経験になりました。とくにJummane TalorのSupreme Loveでは、独特の世界感から始まり、今までに観たことのない一つのショーを観ているような気分でした。

今年はカッティングコンテストがあり、私にとって初めての経験でした。
どのようなものなのか全然わからなかったのでとても緊張しました。
審査員のMaudがテンポだしをして、そのテンポを自分でキープしながら踏むことは容易ではありませんでした。
途中からNicolas Youngがきて、ゆっくりめのリズム、七拍子、ワルツなどを要求され、一瞬困惑しました。
最終的に日本人同士の対戦になりましたが、優勝することができて嬉しかったです。
最後に、Nicolasが「普段自分がやらないようなリズムで挑戦することはいいことだ。」とおっしゃっていました。
その通りだと思いました。これからの練習でいかしていきたいことの一つです。

次回にいかしたい点は、もっと海外の人とのコミュニケーションをはかることです。最後に、今回お世話になったみすみ先生、なつ先生、レーンさん、そして関わって頂いたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。
Chicago有志(永井大雅)
今回シカゴに2回目の参加をさせていただき去年よりいろいろ学ぶことができました。
まず、はじめに今回一番印象に残っているのはモーリス・ハインズさんの目の前で踊ったことです。理由は、貴重な体験でとても緊張しましたが失敗することなく最後まで踊りきることができ、途中でモーリスも踊ってくださりとてもたのしく、ヘンリーの12番を覚えておいてよかったなと思いました。
レッスンでは去年に比べて少しは気持ちにゆとりができましたがやっぱりレベルが高くできないところや納得いかないところが多々あったのでもっと技術をあげようとおもいました。インプロなどでもつい安全圏にはいってしまい技などがだせずカッティングコンテストでまけてしまったのでタイムキープしつつ技などがだせるように練習し、そしてインプロが得意になるようにしたいです。
去年より大きく違かった点は英語面で、去年はまったく話すことができず困惑していましたが、今年は積極的に話すことができて仲間ができたのでもっと話したいなとおもうようになり英語を勉強する気がでました。
今回シカゴに行かせていただいたのは両親のおかげなのでとても感謝しています。みすみ先生となつ先生なしではシカゴに行くことはできなかったので本当にありがとうございました。これからもいろんな方への気持ちを忘れずにタップをしたいと思います。
Chicago有志(橋本拓人)
今回のシカゴではタップはもちろん、タップ以外の事もたくさん学び、経験することが出来ました。タップに関しては今回、自分のお気に入りの踏み方を見つけることができ、これから自分がどうタップをしていきたいのか学ぶことが出来ました。
カッティングコンテストでは準優勝で、悔しかったですが海外の人とインプロをすることが出来てとても楽しくいい経験になりました。
タップ以外では、なつ先生が自分が行きたいと言った場所の安全性を調べて下さり、みすみ先生、なつ先生が自分たちの洗濯物を洗濯して乾燥し、畳むことまでしていただくなどたくさんのサポートをしてくれました。
今回のシカゴを通して自分だけでは充実させることが出来ないと改めて実感することが出来ました。今回シカゴで学んだことをこれからも役に立てていきたいと思います。
本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!!
Chicago有志(今西アンドレ)
以前から、シカゴタップフェスにずっと参加したい、と言う夢があり、今年の夏は、日本に一時帰国しないことも重なって、「1人で、シカゴに行こう」と思い両親と相談していました。それを僕の先生であるYutty先生に相談したら、みすみ先生に直接連絡してもらい、JTSPの皆さんと、同行させてもらえる事になりました。

シカゴ、オヘヤ空港に着き、皆さんと会えて安心しました。その日はホテルにチェックインし、Fine Artsのビルでは、シカゴで1番古い手動のエレベーターで、オフィスへ行き、主催者のレーンアレキサンダーと挨拶し、タップフェスのTシャツを買って、カッティングコンテストにサインインしました。

4日間のコース、ワークショップ、マスタークラスがあり、コースは、Nico Rubio, Jumaane Taylor, & Sam Weber 、ワークショップは、Ayodele Casel, と Sam Weber 、マスタークラスは、みすみ先生、Cartier Williams, Nicholas Young, 主催者 Lane Alexander, Tre Dumas, そしてJumaane Taylor を受けました。基礎から、Next Stepの上級、そして、昔のタップダンススタイルまで幅広く学べました。ジャズセッションなど、イベントが豊富で、良い経験になりました。カッティングコンテストは、カウント、そして、1の入りが遅れてしまって、負けたのは悔しかったけど、練習を重ねリベンジしたいです。

ジャズセッションの他に、M.A.A.D Rhythms などのショーなどあり、良い経験になり、どのショーも自分の心に響くものがありました。色々な先生と会話ができて、光栄でした。両親に感謝、そして主催者レーンアレキサンダー氏や、現地でずっと助けて下さったみすみ先生や、なつ先生に感謝の気持ちでいっぱいです。念願のシカゴタップフェスに参加できて、良い経験になりました。本当にありがとうございました!
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