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JTSPについて

日本タップダンス奨学生制度

JTSP(日本タップダンス奨学生制度)
 
About Us
タップの真髄・素敵な精神を理解し、視野の広いタップダンサーを育てる為に2007年に創設しました。
 
JTSP奨学金は毎年当たり前に必ず頂けるものではなく、私と主催者の間で毎年確認をとり話し合って頂戴しているとてもありがたいものです。
奨学金と言っても返済の義務はありません。その分は奨学金をもらった人がどのように日本のタップ業界に恩返しをしていくかということが大切です。
 
まず発端はアメリカで行われていたスカラシップオーディションを見て素晴らしいと思った事。これらによって沢山の素晴らしい子供達が技術だけでなく心も素晴らしいプロタップダンサーに成長し、現在活躍しています。
 
そこにはタップファミリー全体で若手を応援する姿勢、タップへの愛やお互いへのリスペクトや感謝の心を技術と共に育てている姿がありました。その素晴らしい風景を目にした私は「海外の人はオーディションの為に渡米することは渡航費がかかるし無理ですしね・・・」とつぶやいていたところ、シカゴの主催者レーン・アレキサンダー氏が「スマイリーに特別にスカラをあげるから君の生徒を連れてきていいよ!」とおっしゃって下さったのです。 当時はまだマスターも生きていましたので、日本の皆に会って欲しかったですし、ただ単に技術を学びに行くだけでなく何よりもリスペクトの心や人と繋がることの素晴らしさ、アメリカの素敵なタップコミュニティを見てタップファミリーの愛を知って欲しかったのです。そしてそれは最終的に日本で自分の師匠や仲間へのリスペクトに繋がると信じています。
そして、こんな素晴らしいチャンスは1スタジオだけで納めることではないと、日本人誰でもその権利があるようにオープンにしました。1期生は私が色々な方と話して選びましたが、偏りがないように色々な方に審査してもらってオーディションを始めたのが2年目からです。
この10年で日本人にとっても底上げになってきたと思いますし、アメリカにも日本のタップダンサーの素晴らしさを知ってもらう事が出来ました。
 
2012年以降は、シカゴの応募年齢を下げ、私が保護者となり10代の子供達を連れていきアメリカを体験してもらうことを始めました。自分のクラスやショーもあるので多忙だった私を助ける為と、過去には杉浦ヒロ先生、橋本祥さん、なつさん、yoshikoも同行して下さいました。
 
そして若者だけでなく、タップダンサーをサポートしようという気持ちのある方や、経済的な理由で夢をあきらめている方にもチャンスはあります。
JTSPは技術より精神を大切にしています。
 
私は、この非営利活動は必ず日本の未来のタップダンスの為になると信じています。そしていつもスポンサーになって下さるBASEMENT, National Tap Day,川崎タップフェスティバル、Tokyo International Tap Festival、そして多くの個人サポーターの方にも心から感謝しております。これからのご理解・ご支援を宜しくお願い申し上げます。
 
みすみ“Smilie”ゆきこ
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