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NY REPORT

2004 Winter

「42nd Street」

-5度、激寒のNYへ。5泊7日でも充実したショートトリップ。今回の渡米目的は、Tap Intensiveで私にとってのリズムタップの師匠Brendaのクラスを受ける事と、アメリカ人の友人がBroadwayデビューを果たしたのでそれを見る事でした。

●Brenda復活!

ブレンダのワークショップは去年に引き続きです。とても難しく・厳しく・どんどん進む。覚悟はしてたのですが、今回は去年に増してすご~い長いナンバーを全部やったので、全員頭がパニック状態でした(笑)。
スウィングとストレートの間のスワングという難しいノリをやってきました。
お得意のカウンターポイントで面白かったです。
でも、1日3時間で3日間コース、とにかく長くってすごいスピードで進むので、夜も頭がさえてて、目は寝てるけど、頭が起きてStepを復習してる状態でした(笑)。
自差ボケも手伝って完全寝不足状態。でも最後はピアノの生演奏に合わせて、楽しく踊りました。半年ぶりにBrendaやTAP仲間達との再会もうれしかったです。
数年前スタジオを閉鎖した後、しばらくNYを離れていたブレンダ・バッファリーノはレギュラークラス(NY DANCE CENTERにて)もスタートし、NYに完全復活!!
私が彼女についてた頃は貸しスタで教えていました。だから原点に戻ったって感じがします。これから、又新たな旋風を巻き起こすのでしょう。

「グレゴリーのバースデイケーキ」

●やはり基本は大事!
他に受けたクラス
 1・ロクサンのプライベートクラス
彼女はエレガントなので大好きなんです。ジミースライドのエクササイズをたくさん教えてもらいました。

 2・ダーメーシャ
夏はすごい人数だったんですが、今回は10名。ラッキー!っ
て感じです。前回同様プルバックを1人づつやるなど、とても丁寧でした。彼女の生徒は若い子が多いのですが、プルバックが出来ない子に「基本をおろそかにしてJamでFlashな事ばかりしてちゃダメ。基本的なテクニックをきちんとやりないさい」って教えてました。確かに、NYでは基本を丁寧に教えてくれる先生って結構少ないかも~。現役で活躍してるかっこよい先生にくっつきがちだから、基本のテクニックをすっとばしちゃう子が多いのかも。でもダーメーシャもセビオンも子供の頃からBrodawayに出てるから、きちっと踊りもTapのテクニックも学んできて今があるわけですから、そういうことを言いたかったんでしょうね。大事な事だと思います。

「Never Gonna Dance」

3・シュワブ
STEPSへ行って受けました。彼女のはすごいジャジーでよかったです。エクササイズは私もよく練習するスティーブ・コンドスをやってました。すごく耳を使うクラスでした。パワフルで、でも女性らしい素敵な方です。昨年は舞台でバーバラと素敵な大人の女性を見せてくれました。

 ●Smilie Broadway Musicalの舞台に立つ!・・・?
Musicalで見たもの
 1・「42nd Streetリバイバル」
すごく華やかでした。大掛かりな装置で色あざやかな衣装で。それで皆足がきれいなんです。足で選んだのかな?って言うくらい。Tapも40人ほどのアンサンブルになるとすごい迫力ですね。宝塚の大階段みたいなのでTAPするのは、怖いだろうなーって思っちゃいました。全員が舞台に寝そべって体で形を作るマスゲームのなもの。それを斜めに立った鏡が映し出し、客席からは万華鏡をのぞくよう。あのシーンはまるでMGM Musicalのようでした。華麗なTapもいいな~。

「Wicekd ステージに立つ」

2・「Wicked」
アメリカの友人が出てるんです!これはトニー賞のベストミュージカル最有力候補なんだそうです。オズの魔法使いの魔女を主役にした物語で、とにかく歌唱力に圧倒されました。アメリカンユーモアもたっぷりです。そして所々に出るオズの中の台詞をユーモラスに使うのがにくい演出(見るならまずオズをしっかり理解しておくと10倍楽しめます)。キャッツのように、舞台が客席と一体感がある装置なんです。大仕掛けです。お金かかってるな~って舞台ですよ。友人が楽屋口に来てって言うので行ったら、中に案内してくれて、彼の楽屋に行くのかと思ったら舞台袖から舞台へ。「え?いの?」って感じで舞台に立っちゃいました(笑)。舞台自体が斜めになってるんですよ。ヨーロッパのバレエ劇場もそうらしいですが。踊るの怖いだろうな~。舞台に立って客席を見ると、客席に包み込まれるような感じで、すごくきれいでした。
そしてもう帰るのかと思いきや、主役の方々に紹介してくれました。
JOEL GREY氏・・「キャバレー」でトニーとアカデミーを同じ年に取ったすごい人。
同時受賞は過去5名だけだそうでその中の1人です。ワンちゃんといらっしゃいました。
KRISTIN CHENOWETH・・・トニー助演女優賞を取ったことがある人。すごく可愛い声とオペラのような歌声。楽屋もお姫様のようでした。こちらも可愛いワンちゃんを連れてきてらっしゃいました。などなど・・

「Wicekd バックステージ探検」

3・「NEVER GONNA DANCE」
アステアの「SWING TIME」の舞台版。これはもうCLOSEしてしまいました。たまたま千秋楽を見れたんです。とても素敵な踊りの数々でした。お客様も出演者も皆、涙・涙のカーテンコールで、私も感動して号泣ものでした。CLOSEは残念です。なんでこんな素敵なミュージカルが2ヶ月で終わってしまったのでしょうか?どうやらお客様のターゲットの幅が狭かったそうです。この日も年齢層が高い熱烈なFunの方が多かったです。そして主役がそんなに有名ではなく、初めての主役舞台だったそうです。まああそこまでアステアのを踊れる人もいないでしょうから。やはりライオンキングなど一般の誰でも受けるもの、大掛かりなセットの舞台等が興行的には当たるようです。プロデューサーズも最近オリジナルキャストの主役になったら、とたんに人気が盛り返したそうです。残念ながらここNYでも良い作品=ヒット作品と言う訳ではなようですね。
でもアメリカ国内ツアーに回るってう噂もあるようなので、どこかで又見れるかもしれませんね。

「Wicekd バックステージ探検2」

●今でも皆の心に生きるスター・グレゴリー
 
2/14バレンタインデイ、亡きグレゴリー・ハインズ氏のバースデーパーティーがありました。スタジオの隣の寿司レストランで集まり、皆で黙祷して、ケーキを食べて、話したりTAP JAMしたり。ジミーも来ました。セビオンママやメーベルリーも来て歌ってくれました。今でも亡くなったなんて信じられません。終了後、マーガレット・モリソンが1人でボーと座ってたので、疲れたのかと思い声をかけたら「胸が一杯で・・」って気分良く余韻に浸っていらっしゃいました。
 
 
メンター・JIMMY SLYDE氏
JIMMY氏は1泊2日でNYに出て来てくれました。
そしてフェスティバルマネージャーに「ゆきこが日本から来てるだろ?」って聞いて くれたそうです。いつも優しく暖かく見守ってくれる方で、会うととろけちゃいます。
タップスのついてないシューズで踊ったのですが、皆「タップスなんかいらいない よ~」って言って酔いしれてました。
9月の来日を楽しみにしてましたよー。

「Wicked」

●おのぼり編
 1・Air Train
 
出来たばかりのAIR TRIANに乗りました。ゆりかもめみたいな無人電車で、JFKと最寄の地下鉄駅2箇所を繋いでます。$5プラス地下鉄$2で安くマンハッタンに行けるけど、なんだかんだ2時間近くかかりました。あと階段が多いので荷物が多い時は大変です。Aトレインだと「Far Rockway」行きしか乗り継ぎ駅に行けませんの、ご利用の際は注意が必要。なんだかんだtime is moneyって事でやっぱりタクシーが一番かな。

 2・Cafe
 
私のHPにLINKしてある友人のデザートショップ「チカリシャス」。去年夏にオープン直前だったので、テイスティングに招かれて行ったのですが、オープン後話題になり、すでに行列のできる大流行の店になってました。すごいですね。10stの2avをちょっと入ったところです。NYにいらっしゃったら是非!NY広しと言えどもここでしか食べられないチーズケーキが人気です。フジテレビにも取り上げられたし、雑誌「スウィート&カフェ」にも載りました。メニューがわからなかったら日本語で聞けるのもうれしいですよね。

「ダーメーシャと」

それから泊まったアパートメントのすぐそばに「YOU GATTA MAIL」の舞台になった CAFEがあり行って見ました。すごい混雑してました。でもこの「カフェ・ラロ」って昔、15年前くらいに行った事があったんです。ついでに映画になった「SERENDIPITY ・」にもおのぼり感覚で行ってみましたが、こちらは満員で45分待ちだったのでやめました。それと「吉牛」で牛丼食べてきたよ~(爆)

「ジミー&バーバラと」

「ロクサンと」

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