スタジオ・オープン2周年記念インタビュー
12月3日でスタジオ・オープンの2周年記念ですね。おめでとうございます !! この2年間を振り返って印象深いことはありますか?
ありがとうございます。
WSやTap Maniacでたくさんの方々と出会えた事と、色々な講師の方に参加して頂き、私自身が勉強させてもらった事。そしてやはりSavion来訪ですね。
ありがとうございます。
WSやTap Maniacでたくさんの方々と出会えた事と、色々な講師の方に参加して頂き、私自身が勉強させてもらった事。そしてやはりSavion来訪ですね。
●印象に残ったWS
Savionはとても気さくな感じでしたよね。いきなり現れて生徒さんびっくり!カズさんが呼んで下さったのですよね。
そうです。FUNK Uで Savionのお弟子さんだったKAZUさんに、Savion本人が「教えたい」って言ってきたそうで、ちょうどKAZUさんからWSをやりたいとの申し出があり企画してたので、その時にSaivonが来れそうということになったんです。2002年のNY TAP FESTIVALでお会いした時、「日本にNFで来る んですよね、是非WSしてください」って非公式にお願いはした事あるんですが、多分忘れてるでしょう。(笑)
ご本人がすごく喜んで帰って下さったのでホッとしました。本当に来て下さるか、ホテルにお迎えに行っても、車に乗ってスタジオに入るまでわからなかったので、混乱を避けるために生徒さんには内緒にしてました。だからKAZUさんのWS受けに来て下さった方々は、大変ラッキーだったんですよ。しかも追加料金はなしですからねー。みっちり1時間教えてくれたし、アメリカで受けた時より内容も良かったですよ。でも、私はお迎えまでが大変だったので、来て下さったらホッとして抜け殻になってしまい、受けられませんでした。
でも、Savionの生音がすごい近くで聞けたので、本当に幸せでした。決してNOISEではなかったです。ピアニシモの音もきれいでした!スタジオの床もすごく気に入ってくださり、新しい音を見つけて楽しんでいた顔が印象的でした。
TMはどんどんとクラスが増えていきますネ!
夏の集中講座ではなんと、待望のアイリッシュ・ステップが登場!
いつも素敵な講師の方々に参加して頂いて、うれしいです。
アイリッシュは私も初挑戦でした。飛びまくりだし規制があるからすごく大変!体育会系ですね。
そうです。FUNK Uで Savionのお弟子さんだったKAZUさんに、Savion本人が「教えたい」って言ってきたそうで、ちょうどKAZUさんからWSをやりたいとの申し出があり企画してたので、その時にSaivonが来れそうということになったんです。2002年のNY TAP FESTIVALでお会いした時、「日本にNFで来る んですよね、是非WSしてください」って非公式にお願いはした事あるんですが、多分忘れてるでしょう。(笑)
ご本人がすごく喜んで帰って下さったのでホッとしました。本当に来て下さるか、ホテルにお迎えに行っても、車に乗ってスタジオに入るまでわからなかったので、混乱を避けるために生徒さんには内緒にしてました。だからKAZUさんのWS受けに来て下さった方々は、大変ラッキーだったんですよ。しかも追加料金はなしですからねー。みっちり1時間教えてくれたし、アメリカで受けた時より内容も良かったですよ。でも、私はお迎えまでが大変だったので、来て下さったらホッとして抜け殻になってしまい、受けられませんでした。
でも、Savionの生音がすごい近くで聞けたので、本当に幸せでした。決してNOISEではなかったです。ピアニシモの音もきれいでした!スタジオの床もすごく気に入ってくださり、新しい音を見つけて楽しんでいた顔が印象的でした。
TMはどんどんとクラスが増えていきますネ!
夏の集中講座ではなんと、待望のアイリッシュ・ステップが登場!
いつも素敵な講師の方々に参加して頂いて、うれしいです。
アイリッシュは私も初挑戦でした。飛びまくりだし規制があるからすごく大変!体育会系ですね。
まるでヘンリーみたいです。あれを美しく踊るのってすごいですね。でも基本的にはTAPと同じなんだなってわかりました。翌日は珍しく筋 肉痛になりましたよ。改めてTAPって自由で楽なんだなーって思いました。(笑)
基本的にリズム・タップと同じところというのはどのようなところですか?
あくまでも私が感じた事ですが、足の使い方が同じ感じです。独特の動きも勿論ある のですが、身体のセンターのとり方や足がきれいに見えるSTEPの踏み方とかがヘンリーに教わった事と同じでした。
基本的にリズム・タップと同じところというのはどのようなところですか?
あくまでも私が感じた事ですが、足の使い方が同じ感じです。独特の動きも勿論ある のですが、身体のセンターのとり方や足がきれいに見えるSTEPの踏み方とかがヘンリーに教わった事と同じでした。
●踊りに必要な「体力」と「集中力」
しかし、あんなに優雅にみえるのに体育系とは!?みすみ先生はその鉄のような体力で有名ですよね(笑)。
体力バカって良く言われるんですが、そうなのかなー?
もともと子供の頃から、バレエをしていたし、運動が大好きで、多分基礎体力があるだけでしょう。
以前Broadwayの女性プロデューサーが「一流のダンサーは一流の運動選手と同じ位の身体能力がある」とおっしゃっていました。みすみ先生も学生時代は体育を専門にされていらしたとお伺いしました。そう言えば、Tokyo American Clubでの楽屋ではなぜかラジオ体操のことで盛上がりましたよね(笑)。覚えていますか?
はいはい覚えてます。 第2です。高校は体育科で、体育大出身なんです。高校1年の体育の中間試験が完璧にラジオ体操第2を踊ると言うものでした(笑)。でもあれってきっちりやると、すごく細かい所まで神経を使っているので、すごいよい運動なんですよ。奥が深いんです。だから今、小学校の運動会とかで先生方が前でやってるラジオ体操のひどさを見ると、物を言いたくなります(爆)。
秘かなダメ出しですね(爆)。でもそんなにいい運動ならきちんとやらないと、何だかもったいないですね。私も小学校の時に習いましたが、そんなに優れた体操だとは知りませんでした。
何人もの体育の権威と言われた人達が集まって作った物だと聞きました。その一人が学長だったのです。小学校でやった物とは全然違いましたよ。とにかく細かい部分がすごいの。TVのラジオ体操は完璧にやってますよ。
その後、中学では、バトミントン部に所属し、試合があるときだけ、陸上と水泳部にも参加してました。
卒業時には、東京都体育連盟から賞を頂きました。
それはすごいですネ!鉄の体力の基本は中学で作られたのかも?!
いや~多分小さい頃からやってたバレエだと思います。忍耐力・精神力はバレエで
鍛えられました。
自分では良くわからなのですが、マッサージに行くとマッサージ師さんに「柔らかくて理想的な筋肉してる」と言われるんです。何も言わないのにダンスやってるんでしょう?って言われます。その辺がもしかしたら関係あるのかなー?呼吸を上手く使いながら運動すると、柔らかい良い筋肉がつくんだそうです。
あと健康なんですね。風邪を1年に1回ひくかなって程度ですから。健康に生んでくれ、踊りを続けさせてくれた親に感謝ですね。いつも協力してくれた母は私がディズニーで踊ってたのを見たのが最後で亡くなったので、私がTAPで生きていってるのは見てないんですよねー。
きっと天国から見守って下さっていると思いますよ。
そうですね~。
体力というのは大切だとつくづく思います。舞台の前には山のような練習時間、そして本番。身体が資本という言葉を思い出します。そして何よりも集中力!
集中するには何が必要でしょうか?
集中力は絶対大事ですね。踊っているときも音楽に集中してますし、振付を覚えるのも集中力が大事です。これも鍛えられてくるものだと思います。ですから子供の頃にバレエ等をやってた生徒さんは目で見る映像と音楽を聴く耳を使って覚える事に、そしてピアノ等をやってた方は耳でリズムをとらえて覚える事にたけているように思います。
勿論大人になってからでもこれは鍛えられると思いますよ。 Never too lateです。
その鍛え方ですが、耳で覚えられるようにはどのような訓練が必要でしょうか?
コール&リスポンス。
歌を耳で覚えるのもしかりで、繰り返し聞いてるCMソングなどはすぐ覚えるでしょう。
そう言う事だと思うんですけど。
その反対の場合、耳で覚えても身体が思うように動かない場合の訓練方法を教えて下さい。
もうひたすら身体が覚えるまで練習しるしかないですよ。重心が大事だと思います。
そして普段から色々な体重移動や様々なSTEPをやっていると、自然に飲み込みが早くなってくると思います。
体力バカって良く言われるんですが、そうなのかなー?
もともと子供の頃から、バレエをしていたし、運動が大好きで、多分基礎体力があるだけでしょう。
以前Broadwayの女性プロデューサーが「一流のダンサーは一流の運動選手と同じ位の身体能力がある」とおっしゃっていました。みすみ先生も学生時代は体育を専門にされていらしたとお伺いしました。そう言えば、Tokyo American Clubでの楽屋ではなぜかラジオ体操のことで盛上がりましたよね(笑)。覚えていますか?
はいはい覚えてます。 第2です。高校は体育科で、体育大出身なんです。高校1年の体育の中間試験が完璧にラジオ体操第2を踊ると言うものでした(笑)。でもあれってきっちりやると、すごく細かい所まで神経を使っているので、すごいよい運動なんですよ。奥が深いんです。だから今、小学校の運動会とかで先生方が前でやってるラジオ体操のひどさを見ると、物を言いたくなります(爆)。
秘かなダメ出しですね(爆)。でもそんなにいい運動ならきちんとやらないと、何だかもったいないですね。私も小学校の時に習いましたが、そんなに優れた体操だとは知りませんでした。
何人もの体育の権威と言われた人達が集まって作った物だと聞きました。その一人が学長だったのです。小学校でやった物とは全然違いましたよ。とにかく細かい部分がすごいの。TVのラジオ体操は完璧にやってますよ。
その後、中学では、バトミントン部に所属し、試合があるときだけ、陸上と水泳部にも参加してました。
卒業時には、東京都体育連盟から賞を頂きました。
それはすごいですネ!鉄の体力の基本は中学で作られたのかも?!
いや~多分小さい頃からやってたバレエだと思います。忍耐力・精神力はバレエで
鍛えられました。
自分では良くわからなのですが、マッサージに行くとマッサージ師さんに「柔らかくて理想的な筋肉してる」と言われるんです。何も言わないのにダンスやってるんでしょう?って言われます。その辺がもしかしたら関係あるのかなー?呼吸を上手く使いながら運動すると、柔らかい良い筋肉がつくんだそうです。
あと健康なんですね。風邪を1年に1回ひくかなって程度ですから。健康に生んでくれ、踊りを続けさせてくれた親に感謝ですね。いつも協力してくれた母は私がディズニーで踊ってたのを見たのが最後で亡くなったので、私がTAPで生きていってるのは見てないんですよねー。
きっと天国から見守って下さっていると思いますよ。
そうですね~。
体力というのは大切だとつくづく思います。舞台の前には山のような練習時間、そして本番。身体が資本という言葉を思い出します。そして何よりも集中力!
集中するには何が必要でしょうか?
集中力は絶対大事ですね。踊っているときも音楽に集中してますし、振付を覚えるのも集中力が大事です。これも鍛えられてくるものだと思います。ですから子供の頃にバレエ等をやってた生徒さんは目で見る映像と音楽を聴く耳を使って覚える事に、そしてピアノ等をやってた方は耳でリズムをとらえて覚える事にたけているように思います。
勿論大人になってからでもこれは鍛えられると思いますよ。 Never too lateです。
その鍛え方ですが、耳で覚えられるようにはどのような訓練が必要でしょうか?
コール&リスポンス。
歌を耳で覚えるのもしかりで、繰り返し聞いてるCMソングなどはすぐ覚えるでしょう。
そう言う事だと思うんですけど。
その反対の場合、耳で覚えても身体が思うように動かない場合の訓練方法を教えて下さい。
もうひたすら身体が覚えるまで練習しるしかないですよ。重心が大事だと思います。
そして普段から色々な体重移動や様々なSTEPをやっていると、自然に飲み込みが早くなってくると思います。
●Henryのルーティン
振付けがすぐ入る、ステップをすぐ覚えるためには、どのような訓練が大切でしょうか?
振りを覚えるには覚える訓練も大事だし、覚えるコツを見つけることだと思います。その人によってカウントで覚える、リズムで歌って覚える、STEPを言うなど色々。
でもそれが全部同時に出来るようになります。その為に、用語を知ったり、音楽を理解するのも大事な事です。
そしてやはりSTEPの引き出しを一杯持っておくのも大事かなーって思います。私の場合は最初にHenryのルーティンでそれを学んだように思います。色々なSTEPと体重移動を経験させてもらったので。今でもそれがすごく役に立っています。Henryのルーティンはすーっごく面白いですよ!継承させて頂いていることを大変誇りに思います。
どのような点で面白いですか?
常にチャレンジです。
この ヘンリーのルーティーンは、どのレベル(基礎・初級・中級・上級)から対応しているのですしょうか?
ヘンリー自身、オールレベルでしたので、私もヘンリーのクラスでは同じスタイルをとっています。初めての方も1番(シムシャム)からいきなりはじめるんです。ヘンリーはシャフルは・・フラップは・・とは教えないタイプ。リオン・コリンズもそうでした。(但しヘンリーの受講生は、ほぼ経験者でした。基本は大事なので、基礎のクラスを同時に受ける事をお薦めしますが)実際、映画「TAP」に出てる主演女優さんはTAP未経験で、ヘンリーについて2-3ヶ月1日8時間ほどのルーティンの練習をしてあの映画にのぞんだんです。
彼自身はプライベートしか教えていなかったので、ルーティンをマスターした人がインストラクターをするんです。1人1人やってる所が違うのでインストラクターが順番に1人1人見ていきます。だから自分のペースでやれますし、覚えたらヘンリーのプライベートを受けると彼のピアノに合わせて踊れるのです。そのテンポが人ぞれぞれなんです。出来る人は早く、どんどん色もつけてくれます。「あなたの良さはこれだから、ここはこうしよう」って。マスターしたらどんどん、難しくしていくので、エンドレスです。いつもチャレンジでした。だからすごく勉強になりました。今、私の継承クラスも以前と同じように1人1人回って行って、最後に合わせたい人はヘンリーのピアノの曲に合わせ踊っています。
ヘンリー・レタン氏と言えば、Smilieの名付親ですね!以前カリフォルニアまでプライベート・レッスンを受けにいかれましたよね。その際にもインタビューをさせて頂きましたが、彼のレッスンはどのような感じでしょうか?
今はNYを離れてラスベガスに住んでらっしゃいます。自宅にプライベートスタジオがあるんです。「何をやりたい?」って聞かれて始まると、どんどん振付していって、どんどんピアノを弾きます。休みなく怒涛のような2時間でした。間違えると「A.AHA-!!」と、どこにいても声が飛んできます。何度もイントロの名演奏が繰り返され休む暇なし。でも、グループレッスンだと足が見えなくて集中力が切れてしまう事もありますが、プライベートだと集中できますので、高いけど受けただけの甲斐はあります。
終わってからTaxiが来るまで40分くらい待ったので、その間、グレゴリーの話をしたり、当初はボージャングルを撮ったばかりだったので、その話やBlack&Blueの話をしたり、病床の奥様と話したりして大変充実した時を過ごさせて頂きました。その奥様とグレゴリーが2003年に他界され、すごく気落ちしていると聞きました・・・。機会があればまたラスベガスに会いに行きたいと思っています。アメリカでは色々な先生に学び、色々な経験をさせてもらいましたが、私のTAPの原点はヘンリーだと思っていますから、心から感謝しています。
振りを覚えるには覚える訓練も大事だし、覚えるコツを見つけることだと思います。その人によってカウントで覚える、リズムで歌って覚える、STEPを言うなど色々。
でもそれが全部同時に出来るようになります。その為に、用語を知ったり、音楽を理解するのも大事な事です。
そしてやはりSTEPの引き出しを一杯持っておくのも大事かなーって思います。私の場合は最初にHenryのルーティンでそれを学んだように思います。色々なSTEPと体重移動を経験させてもらったので。今でもそれがすごく役に立っています。Henryのルーティンはすーっごく面白いですよ!継承させて頂いていることを大変誇りに思います。
どのような点で面白いですか?
常にチャレンジです。
この ヘンリーのルーティーンは、どのレベル(基礎・初級・中級・上級)から対応しているのですしょうか?
ヘンリー自身、オールレベルでしたので、私もヘンリーのクラスでは同じスタイルをとっています。初めての方も1番(シムシャム)からいきなりはじめるんです。ヘンリーはシャフルは・・フラップは・・とは教えないタイプ。リオン・コリンズもそうでした。(但しヘンリーの受講生は、ほぼ経験者でした。基本は大事なので、基礎のクラスを同時に受ける事をお薦めしますが)実際、映画「TAP」に出てる主演女優さんはTAP未経験で、ヘンリーについて2-3ヶ月1日8時間ほどのルーティンの練習をしてあの映画にのぞんだんです。
彼自身はプライベートしか教えていなかったので、ルーティンをマスターした人がインストラクターをするんです。1人1人やってる所が違うのでインストラクターが順番に1人1人見ていきます。だから自分のペースでやれますし、覚えたらヘンリーのプライベートを受けると彼のピアノに合わせて踊れるのです。そのテンポが人ぞれぞれなんです。出来る人は早く、どんどん色もつけてくれます。「あなたの良さはこれだから、ここはこうしよう」って。マスターしたらどんどん、難しくしていくので、エンドレスです。いつもチャレンジでした。だからすごく勉強になりました。今、私の継承クラスも以前と同じように1人1人回って行って、最後に合わせたい人はヘンリーのピアノの曲に合わせ踊っています。
ヘンリー・レタン氏と言えば、Smilieの名付親ですね!以前カリフォルニアまでプライベート・レッスンを受けにいかれましたよね。その際にもインタビューをさせて頂きましたが、彼のレッスンはどのような感じでしょうか?
今はNYを離れてラスベガスに住んでらっしゃいます。自宅にプライベートスタジオがあるんです。「何をやりたい?」って聞かれて始まると、どんどん振付していって、どんどんピアノを弾きます。休みなく怒涛のような2時間でした。間違えると「A.AHA-!!」と、どこにいても声が飛んできます。何度もイントロの名演奏が繰り返され休む暇なし。でも、グループレッスンだと足が見えなくて集中力が切れてしまう事もありますが、プライベートだと集中できますので、高いけど受けただけの甲斐はあります。
終わってからTaxiが来るまで40分くらい待ったので、その間、グレゴリーの話をしたり、当初はボージャングルを撮ったばかりだったので、その話やBlack&Blueの話をしたり、病床の奥様と話したりして大変充実した時を過ごさせて頂きました。その奥様とグレゴリーが2003年に他界され、すごく気落ちしていると聞きました・・・。機会があればまたラスベガスに会いに行きたいと思っています。アメリカでは色々な先生に学び、色々な経験をさせてもらいましたが、私のTAPの原点はヘンリーだと思っていますから、心から感謝しています。
●楽しかったリズム劇場
TamTamTap Vol.3 2004年3月13日(土)
2:30pm Door Open / 3:00pm Start
詳細は2004年1月にマーサメリーのサイトでお知らせを致します。
リズム劇場お疲れ様でした!土曜日に御伺いしましたが、大変楽しく最初から盛り上がりっぱなし!とにかく楽しかったの一言でした。出演者のみなさんも楽しそうで、 嬉しくなりました。
本当に楽しかったです。リハも毎回皆が色々なアドリブかまして大爆笑でした。
今回は、中々の役者ぶりを発揮されてましたネ!おかーちゃん役初体験、率直なご感想は?!
おかあちゃん役というか、芝居初挑戦でした。松本氏から「みすみさんを汚れ役にするぞ~」とは言われていたので覚悟してたのですが・・(笑)
台詞が覚えられるかが不安でした。稽古着だとテレくさかったけど、衣装きたらなりきれるもんだな~って思いました。でも、最初に衣装つけた時は皆に大爆笑されました。ほっかむりってどうかぶるんだっけかな?なんて映画見て研究したりね。冨田さんのセーラー服も段々スカート丈が短くなってったりね(笑)。赤ちゃんはキャベツ人形。
覚えてます?アメリカで大人気だった人形です。奮闘しすぎてよくさかさまになっちゃったりしたんですよー。なんせおんぶ紐はストッキングですからね(爆)。
人魚のアリエルではざりがにセバスチャンとのコンビが受けていました。
私は10列目で観ていましたが、一瞬、セバスチャンの顔をじ~~っと見てしまい、正直どなただかわかるまでちょっと時間がかかりました。
セバスチャンのA氏は、初めはセバスチャン自体もご存知なく、皆から海老だとかヤドカリだとか色々情報収集してらして、その夜ビデオ借りて研究したそうですよ。
それからは一生懸命練習されてました。オープニングでもペアを組んだのですが、2人が顔合わすとアリエルとセバスチャンになってしまって、手がチョキになっちゃったりしてね、「違う違う、ここはアステア&ジンジャー気分にならなきゃ」って(笑)
誰だかわからなかったて言うと、私のおばちゃんも理解するのに時間がかかったらしいです。
今までに実現してもらいたかった冨田かおるさんとのデュオがありましたネ!
そうなんです、うん十年もやりたいね~って言ってたので、やっと実現したねって。大楽(最終回)ではジ~ンときちゃいました。いつも手をつないではけてたんです。(ただ1回だけ手をさぐってもいないので、あれ?って思ったら、さっさと行っちゃってた。爆)
それっていい話しだな~。空振りもあったけど(笑)。
土曜日も手をつないでいたの?
はい!繋いでましたよー。
このような組み合わせは、リズム劇場ならではですしね。何も考えないで楽しく踊る事だけを考えたいねって。
でもかおるさんがサウンドキスの振付で忙しかったので、なかなか始められなくて、私が勝手に振付させてもらって覚えてもらいました。なかなか時間が合わなくて、最初はTRBの事務所の片隅で口TAPに裸足で振り移ししたんですよ。それからは2~30分だけお互いの時間が合う日があったので、かおるさんのスタジオに顔出して練習しました。とても楽しかったです。松本氏には「人生の重みが同じ感じがして、すごく良いよー」って言ってもらえてうれしかったです。スローってかえって難しいんですよね。そのステップとステップの間を人生で埋めようってのがテーマでした。
毎回世間話しながらのStepも楽しかったですよ。たまに芝居のせりふ「今夜もちくわだあ~」とか言ったりして(爆)
冨田さんとはお誕生日も近いし、確か出身地も八王子だったのではなかったでしたっけ?
ほんとに御縁がある方のように感じます。
そうなんです。誕生日は5日違いです。私も冨田さんも子供の頃八王子に住んで時期があり、冨田さんのお母様は今、隣町に住んでらっしゃいます。おまけに今回、両親の出身地が同じ九州であることも判明!やはり縁があるのでしょうね。
そして、ソロ!使用曲について教えてください。
あれはずーっとやりたかった曲です。イリアーヌのブラジルです。普通のブラジルとは全然違うの。「ブラジル」って元気ハツラツ~!って曲じゃないですかー。あのアレンジはすごく女性的できれいな流れるような感じになっているんです。
サスの中で踊られ、ステキでしたよー!
あれは松本氏からのテーマだったんです。
サス中だけでアフリカンのようなソロをやって下さいって言われた時、すぐあれだって思って、「ボサでも良い?」って聞いたの。
サスから出ないように、ターンは結構神経は使いましたが、曲にあわせて感じたままのリズムをそのまま踊りました。そしてたくさんの人の顔を思い出しながら感謝しながら心を込めて踊りました。だから自分は気持ちよく踊れました。でも、1部メロディーが半拍づれて演奏されてるんでリズムを難しくしすぎた所もあり、ずれて聞えたように思われた箇所があり反省・・・。シンプル イズ ザ ベストなんですねー。
衣装と靴のイメージはすぐに決まり、靴はこの曲の為に特注で作りました。
特注の靴とは??
K360のウィングチップ(鳥の羽のような皮の切り替えがある)コンビなんですが、私の好きなワインカラーを使ってあるんです。黒とのコンビです。
さりげないコンビが好きなんです。これまだ世界で1つしかないらしいです(笑)。
リハーサルが笑いの渦だったそうですが、爆笑リハの様子、どんな感じだったのでしょう?
9月から毎日曜の夜集まりました。毎回面白い事があったので語りつくせないですね~。
でも、サウンドキスの面白いキャラが炸裂してました。オープニングやエンディングのリハはまじめに踊ってなかったですね(笑)。遊び心が一杯だったって意味ですよー。
真面目にやって天然ボケのあの方もいらっしゃいますし(笑)。私の場面で笑えたのは、ペアで私がリードしてしまったり、O氏とのLoveシーンではO氏はきゃしゃな方なので、ぶつかるシーンで私が彼を飛ばしてしまったり、私が男性のような形で抱きついてしまったり(爆)。
前出のセバスチャンも笑いました。
そしてリハ後の打ち合わせ(飲み会だね)では、親睦を深めました。特にあまり話しをした事がなかったブルーチェリーズさんとは、仲良くなれてすごくうれしかったです。佐々木隆子さんの事も私は良く存じ上げていなかったので、貴重な話も伺えましたし、皆さんの隆子先生への思いには感動しました。私もそんな風になりたいな~って思いました。
衣装もこれが隆子先生のドレス、これが隆子先生の靴ですって、すごくうれしそうでした。
舞台では、大変だったけど面白かったのが、人魚姫の時パパ役のM氏が本を読んで子供にお話するんですが、パパが読んでるページがわからなくなって、たくさんせりふが飛んじゃったんです。それに合わせて動いてた私とA氏はアタフタアタフタ。でも、爆笑しながら必死にそれに合わせてジェスチャーしてました。
衣装のご用意も中々大変だったのではないですか?人魚はまさに人魚でした(当たり前か!)。よく歩けたなーなんて感心しちゃいました(笑)
歩けませよ~。うさぎのようにぴょんぴょん飛んでました。劇場での最初の稽古で舞台袖に上がるのにちょっと階段があるのですが、袖が狭いしシンデレラが色々着替えているので、階段下で履いちゃったんです。そしたら階段上がれなくって、鉄棒を握る様に、手すりを掴み腕力で上がって行きました。勿論その後は袖まで行って履きましたが(笑)。
オープニングもドレスにベーハイ(べージュのハイヒール)なんて久々だったんで、足裁きとか手の動きがいつもと違ってくるんで、稽古着のリハと違い難しかったです。ひじまでの手袋も、下がってくるのを、天野先生が優しく直してくださったり、紳士だな~。
でも、ハイヒールって大変だったんですねー。良くあんなのでヘンリーを踊ってたなって我ながら感心しちゃった。
衣装って言うと、あのスタバのシーンのエプロン、本物をオークションで入手したそうですよ~。さすがお宅のM氏(笑)。
オー、さすがー!! やはりそのような陰の熱意が舞台の大きな支えになったのだと思います。
さて、このような楽しい舞台でも、ちょっと難しいなって思うところはあったのですか?
難しかったと言えば、歌いながら踏む所で、歌のリズムとSTEPのリズムが違うのをやるのは大変でした。いつも私はクラスでリズムトレーニングをするのですが「歌いながらTAPを踏んでください」って言っても生徒さんが苦労しているのですが、同じリズムで歌って踊るのがどれほど楽かと認識しました。その後は生徒さんにその話をしています(笑)。
歌も皆プロの歌手でもないし、英語もあったので、発音練習などして一生懸命やりました。
ブルーチェリーズさん、素敵でしたネー。特にブルーチェリーズさんが男性陣に囲まれて真中で踊られていた時の、輝くような笑顔は本当に眩しかったです。男性の方々のサポートが素晴らしかったのでしょう。
そうですね。あれは男性のパートを作り直したり、練習たくさんしてました。それを見て片隅で私と冨田さんが「いいな~、私も男性に囲まれて踊ってみた~い」ってずーっと言ってました(笑)。次回はブルチェリーズさんが汚れ役で、私達はきれい所って話題になってますよ(笑)。
あの踊りまさにディズニーっぽい。あのM氏とA氏の走り方はディズニー仕込!私もエンディングはディズニー時代を思い出しましたね。
そして何と言ってもサウンドキス!妖艶な踊りからクールに決めたナンバーはもちろんのこと、冨田さんの名演技まで堪能させて頂きました。あの、スナックUの失敗談はおかしかった~(笑)。
あれは自殺話以外は本当の話で、内輪では有名です。もっと一杯あったのですが、短くと言う演出でCUTされた話はたくさん。そして今回もたくさん新しい話が出来たので、次回もお楽しみに(笑)。そのUさんとは出身高校が一緒だと判明!
すごい偶然!!冨田さんと言い、Uさんと言い、近くにいらした方なんですねー。
彼女も身体能力に優れていらして体操の種目で女王だったのですよね?
私達が行ってた高校は体育が盛んでした。規律が厳しく宝塚のような世界でした。
彼女は器械体操部だったと聞いています。
私は体育をやりたくて入ったのに、それまでやってたバドミントンがなく、バレエを続ける為に忙しい運動部は諦め、ブラスバンド部でTpを吹いたりしてました。でも、東京都コンクールで金賞を取るようなバンドだったので、結局休みなしの部活動でしたねー。
忘れてはならないのが、東京リズムボーイズの穴田氏と松本氏。一段と魅力的になったお二人に釘付けになってしまいました。
ね~。松本氏が演出で物書きや小道具作りなどで大変だったので、練習時間が少なかったと思うのですが、揃っちゃうのは素晴らしいですね。大人の男性の色気も出てきたし(笑)。
今回、とても楽しく踊れたのも、新たな一面を見出して下さったのも(?)松本氏のお蔭と、心から感謝してます。無から物を作り出すのは大変ですからね。指示通りに動き、楽しく躍らせてもらえるなんてたやすく、大変幸せな事です。そして事務的な事や彼のサポートなどで色々大変だっただろう穴田氏にも感謝しています。
勿論冨田さんや共演者皆さんにも、そして協力してくれた全ての皆さん、足を運んで下さったお客様に。とにかく感謝に尽きますね。
各出演者の個性及び裏個性にスポットがあたっていたエンターテイメントを堪能させて頂きました。
ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。最後に、打ち上げはどんな感じでしたー?もう大爆裂??(笑)
打ち上げは、以外と真面目でしたよー。朝までかな?って思ったら、0時半頃お開きになっちゃいました。その辺が平均年齢が高かったのかな(笑)。(あの台詞で笑
いが来たのは皆複雑な思いでした)でも終電ないので、私はスタジオに泊まりましたけど。
ごめんなさい。私、あのセリフで思わず笑った一人です。でも、微笑みです!!深い意味はありませんので気にしないで下さいネ。しかし実際ダンスや音楽は人生経験を重ねる程、深くなっていくように思います。ですので平均年令が高いってことは大歓迎です!!!
特にTAPはそうですね。人生が出てくるしね。グレゴリー・ハインズはタップダンサーが一番良いのが40代だっておっしゃってましたし、アメリカでは80-90歳になっても踊ってる人もいるし。
セヴィアンの「My Life in Tap」(我がタップ人生)という本の序文でそのようにおっしゃっていますよね。40代の半ばと書いてありましたが、年令にとらわれることなく味のあるタップをいつまでも見させて下さい。
ありがとうございます。
その為に身体に優しいTAPを続けていかないとね。
そうですね。次回のTamTamTap Vol.3への出演が決定し、私としては嬉しい限りです。どんなSmilieが見れるのか、期待しています。よろしくお願い致します!
そうですね~。なかなかスケジュールが合わなくて、今回やっと都合がつきました。
でもまだ白紙状態。これからゆっくり考えたいと思います。宜しくお願いします。
本当に楽しかったです。リハも毎回皆が色々なアドリブかまして大爆笑でした。
今回は、中々の役者ぶりを発揮されてましたネ!おかーちゃん役初体験、率直なご感想は?!
おかあちゃん役というか、芝居初挑戦でした。松本氏から「みすみさんを汚れ役にするぞ~」とは言われていたので覚悟してたのですが・・(笑)
台詞が覚えられるかが不安でした。稽古着だとテレくさかったけど、衣装きたらなりきれるもんだな~って思いました。でも、最初に衣装つけた時は皆に大爆笑されました。ほっかむりってどうかぶるんだっけかな?なんて映画見て研究したりね。冨田さんのセーラー服も段々スカート丈が短くなってったりね(笑)。赤ちゃんはキャベツ人形。
覚えてます?アメリカで大人気だった人形です。奮闘しすぎてよくさかさまになっちゃったりしたんですよー。なんせおんぶ紐はストッキングですからね(爆)。
人魚のアリエルではざりがにセバスチャンとのコンビが受けていました。
私は10列目で観ていましたが、一瞬、セバスチャンの顔をじ~~っと見てしまい、正直どなただかわかるまでちょっと時間がかかりました。
セバスチャンのA氏は、初めはセバスチャン自体もご存知なく、皆から海老だとかヤドカリだとか色々情報収集してらして、その夜ビデオ借りて研究したそうですよ。
それからは一生懸命練習されてました。オープニングでもペアを組んだのですが、2人が顔合わすとアリエルとセバスチャンになってしまって、手がチョキになっちゃったりしてね、「違う違う、ここはアステア&ジンジャー気分にならなきゃ」って(笑)
誰だかわからなかったて言うと、私のおばちゃんも理解するのに時間がかかったらしいです。
今までに実現してもらいたかった冨田かおるさんとのデュオがありましたネ!
そうなんです、うん十年もやりたいね~って言ってたので、やっと実現したねって。大楽(最終回)ではジ~ンときちゃいました。いつも手をつないではけてたんです。(ただ1回だけ手をさぐってもいないので、あれ?って思ったら、さっさと行っちゃってた。爆)
それっていい話しだな~。空振りもあったけど(笑)。
土曜日も手をつないでいたの?
はい!繋いでましたよー。
このような組み合わせは、リズム劇場ならではですしね。何も考えないで楽しく踊る事だけを考えたいねって。
でもかおるさんがサウンドキスの振付で忙しかったので、なかなか始められなくて、私が勝手に振付させてもらって覚えてもらいました。なかなか時間が合わなくて、最初はTRBの事務所の片隅で口TAPに裸足で振り移ししたんですよ。それからは2~30分だけお互いの時間が合う日があったので、かおるさんのスタジオに顔出して練習しました。とても楽しかったです。松本氏には「人生の重みが同じ感じがして、すごく良いよー」って言ってもらえてうれしかったです。スローってかえって難しいんですよね。そのステップとステップの間を人生で埋めようってのがテーマでした。
毎回世間話しながらのStepも楽しかったですよ。たまに芝居のせりふ「今夜もちくわだあ~」とか言ったりして(爆)
冨田さんとはお誕生日も近いし、確か出身地も八王子だったのではなかったでしたっけ?
ほんとに御縁がある方のように感じます。
そうなんです。誕生日は5日違いです。私も冨田さんも子供の頃八王子に住んで時期があり、冨田さんのお母様は今、隣町に住んでらっしゃいます。おまけに今回、両親の出身地が同じ九州であることも判明!やはり縁があるのでしょうね。
そして、ソロ!使用曲について教えてください。
あれはずーっとやりたかった曲です。イリアーヌのブラジルです。普通のブラジルとは全然違うの。「ブラジル」って元気ハツラツ~!って曲じゃないですかー。あのアレンジはすごく女性的できれいな流れるような感じになっているんです。
サスの中で踊られ、ステキでしたよー!
あれは松本氏からのテーマだったんです。
サス中だけでアフリカンのようなソロをやって下さいって言われた時、すぐあれだって思って、「ボサでも良い?」って聞いたの。
サスから出ないように、ターンは結構神経は使いましたが、曲にあわせて感じたままのリズムをそのまま踊りました。そしてたくさんの人の顔を思い出しながら感謝しながら心を込めて踊りました。だから自分は気持ちよく踊れました。でも、1部メロディーが半拍づれて演奏されてるんでリズムを難しくしすぎた所もあり、ずれて聞えたように思われた箇所があり反省・・・。シンプル イズ ザ ベストなんですねー。
衣装と靴のイメージはすぐに決まり、靴はこの曲の為に特注で作りました。
特注の靴とは??
K360のウィングチップ(鳥の羽のような皮の切り替えがある)コンビなんですが、私の好きなワインカラーを使ってあるんです。黒とのコンビです。
さりげないコンビが好きなんです。これまだ世界で1つしかないらしいです(笑)。
リハーサルが笑いの渦だったそうですが、爆笑リハの様子、どんな感じだったのでしょう?
9月から毎日曜の夜集まりました。毎回面白い事があったので語りつくせないですね~。
でも、サウンドキスの面白いキャラが炸裂してました。オープニングやエンディングのリハはまじめに踊ってなかったですね(笑)。遊び心が一杯だったって意味ですよー。
真面目にやって天然ボケのあの方もいらっしゃいますし(笑)。私の場面で笑えたのは、ペアで私がリードしてしまったり、O氏とのLoveシーンではO氏はきゃしゃな方なので、ぶつかるシーンで私が彼を飛ばしてしまったり、私が男性のような形で抱きついてしまったり(爆)。
前出のセバスチャンも笑いました。
そしてリハ後の打ち合わせ(飲み会だね)では、親睦を深めました。特にあまり話しをした事がなかったブルーチェリーズさんとは、仲良くなれてすごくうれしかったです。佐々木隆子さんの事も私は良く存じ上げていなかったので、貴重な話も伺えましたし、皆さんの隆子先生への思いには感動しました。私もそんな風になりたいな~って思いました。
衣装もこれが隆子先生のドレス、これが隆子先生の靴ですって、すごくうれしそうでした。
舞台では、大変だったけど面白かったのが、人魚姫の時パパ役のM氏が本を読んで子供にお話するんですが、パパが読んでるページがわからなくなって、たくさんせりふが飛んじゃったんです。それに合わせて動いてた私とA氏はアタフタアタフタ。でも、爆笑しながら必死にそれに合わせてジェスチャーしてました。
衣装のご用意も中々大変だったのではないですか?人魚はまさに人魚でした(当たり前か!)。よく歩けたなーなんて感心しちゃいました(笑)
歩けませよ~。うさぎのようにぴょんぴょん飛んでました。劇場での最初の稽古で舞台袖に上がるのにちょっと階段があるのですが、袖が狭いしシンデレラが色々着替えているので、階段下で履いちゃったんです。そしたら階段上がれなくって、鉄棒を握る様に、手すりを掴み腕力で上がって行きました。勿論その後は袖まで行って履きましたが(笑)。
オープニングもドレスにベーハイ(べージュのハイヒール)なんて久々だったんで、足裁きとか手の動きがいつもと違ってくるんで、稽古着のリハと違い難しかったです。ひじまでの手袋も、下がってくるのを、天野先生が優しく直してくださったり、紳士だな~。
でも、ハイヒールって大変だったんですねー。良くあんなのでヘンリーを踊ってたなって我ながら感心しちゃった。
衣装って言うと、あのスタバのシーンのエプロン、本物をオークションで入手したそうですよ~。さすがお宅のM氏(笑)。
オー、さすがー!! やはりそのような陰の熱意が舞台の大きな支えになったのだと思います。
さて、このような楽しい舞台でも、ちょっと難しいなって思うところはあったのですか?
難しかったと言えば、歌いながら踏む所で、歌のリズムとSTEPのリズムが違うのをやるのは大変でした。いつも私はクラスでリズムトレーニングをするのですが「歌いながらTAPを踏んでください」って言っても生徒さんが苦労しているのですが、同じリズムで歌って踊るのがどれほど楽かと認識しました。その後は生徒さんにその話をしています(笑)。
歌も皆プロの歌手でもないし、英語もあったので、発音練習などして一生懸命やりました。
ブルーチェリーズさん、素敵でしたネー。特にブルーチェリーズさんが男性陣に囲まれて真中で踊られていた時の、輝くような笑顔は本当に眩しかったです。男性の方々のサポートが素晴らしかったのでしょう。
そうですね。あれは男性のパートを作り直したり、練習たくさんしてました。それを見て片隅で私と冨田さんが「いいな~、私も男性に囲まれて踊ってみた~い」ってずーっと言ってました(笑)。次回はブルチェリーズさんが汚れ役で、私達はきれい所って話題になってますよ(笑)。
あの踊りまさにディズニーっぽい。あのM氏とA氏の走り方はディズニー仕込!私もエンディングはディズニー時代を思い出しましたね。
そして何と言ってもサウンドキス!妖艶な踊りからクールに決めたナンバーはもちろんのこと、冨田さんの名演技まで堪能させて頂きました。あの、スナックUの失敗談はおかしかった~(笑)。
あれは自殺話以外は本当の話で、内輪では有名です。もっと一杯あったのですが、短くと言う演出でCUTされた話はたくさん。そして今回もたくさん新しい話が出来たので、次回もお楽しみに(笑)。そのUさんとは出身高校が一緒だと判明!
すごい偶然!!冨田さんと言い、Uさんと言い、近くにいらした方なんですねー。
彼女も身体能力に優れていらして体操の種目で女王だったのですよね?
私達が行ってた高校は体育が盛んでした。規律が厳しく宝塚のような世界でした。
彼女は器械体操部だったと聞いています。
私は体育をやりたくて入ったのに、それまでやってたバドミントンがなく、バレエを続ける為に忙しい運動部は諦め、ブラスバンド部でTpを吹いたりしてました。でも、東京都コンクールで金賞を取るようなバンドだったので、結局休みなしの部活動でしたねー。
忘れてはならないのが、東京リズムボーイズの穴田氏と松本氏。一段と魅力的になったお二人に釘付けになってしまいました。
ね~。松本氏が演出で物書きや小道具作りなどで大変だったので、練習時間が少なかったと思うのですが、揃っちゃうのは素晴らしいですね。大人の男性の色気も出てきたし(笑)。
今回、とても楽しく踊れたのも、新たな一面を見出して下さったのも(?)松本氏のお蔭と、心から感謝してます。無から物を作り出すのは大変ですからね。指示通りに動き、楽しく躍らせてもらえるなんてたやすく、大変幸せな事です。そして事務的な事や彼のサポートなどで色々大変だっただろう穴田氏にも感謝しています。
勿論冨田さんや共演者皆さんにも、そして協力してくれた全ての皆さん、足を運んで下さったお客様に。とにかく感謝に尽きますね。
各出演者の個性及び裏個性にスポットがあたっていたエンターテイメントを堪能させて頂きました。
ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。最後に、打ち上げはどんな感じでしたー?もう大爆裂??(笑)
打ち上げは、以外と真面目でしたよー。朝までかな?って思ったら、0時半頃お開きになっちゃいました。その辺が平均年齢が高かったのかな(笑)。(あの台詞で笑
いが来たのは皆複雑な思いでした)でも終電ないので、私はスタジオに泊まりましたけど。
ごめんなさい。私、あのセリフで思わず笑った一人です。でも、微笑みです!!深い意味はありませんので気にしないで下さいネ。しかし実際ダンスや音楽は人生経験を重ねる程、深くなっていくように思います。ですので平均年令が高いってことは大歓迎です!!!
特にTAPはそうですね。人生が出てくるしね。グレゴリー・ハインズはタップダンサーが一番良いのが40代だっておっしゃってましたし、アメリカでは80-90歳になっても踊ってる人もいるし。
セヴィアンの「My Life in Tap」(我がタップ人生)という本の序文でそのようにおっしゃっていますよね。40代の半ばと書いてありましたが、年令にとらわれることなく味のあるタップをいつまでも見させて下さい。
ありがとうございます。
その為に身体に優しいTAPを続けていかないとね。
そうですね。次回のTamTamTap Vol.3への出演が決定し、私としては嬉しい限りです。どんなSmilieが見れるのか、期待しています。よろしくお願い致します!
そうですね~。なかなかスケジュールが合わなくて、今回やっと都合がつきました。
でもまだ白紙状態。これからゆっくり考えたいと思います。宜しくお願いします。
TamTamTap Vol.3 2004年3月13日(土)
2:30pm Door Open / 3:00pm Start
詳細は2004年1月にマーサメリーのサイトでお知らせを致します。