本文へ移動

New York Tradition

 
 

 
今回は奨学生をサポートする事とカペチオの仕事がメインだったんですが、色々なことがありました。
奨学生の2人は頑張ってたし、充実した日々だったようで良かったです。(感想文はJTSPのHPにて)
BASEMENT様、サポーターの皆様ありがとうございました。
私にとってはジミーの告別式に参列したのが最大の出来事になってしまって、申し訳ない事に、他の事の記憶が薄くなってしまいました。
滞在中に決まった告別式の日程は、くしくも私がジミーに会いにBOSTONに行く為に、1日余分に空けておいた日でした。ジミーが私が行くのを待っててくれたんだと思うことにしました。
彼がたくさんくれた幸せを、今度は自分が人に与えられるように、そんな人になりたいです。
そして彼のスピリットを後輩達に伝え続けていきたいと思います。
 
 
 
 
5/22成田にて。
オーディションで選ばれた日本人奨学生2名 のんちゃん、ユッティと無事合流。
 
 
 
 
 
第2ターミナル内「仲見世」
買いもしないのにブルガリ前にて(笑)
 
 
 
 
 
5/23 STEPSへ
リン・シュワブのクラスを受けました。
 
 
 
夜はカペチオダンスアワードのセレモニーに招待されました。
カペチオ社長、娘のドーンさん、BASEMENT藤井さんと。
今年の受賞は、アフリカンダンスの第1人者の方。
迫力のパフォーマンスでした。
5/24-26 Tradition In Tap
今回はダニー・ダニエルのトリビュート。
ダニーはBroadway Musical [Tap Dance Kids]や
最近ではJason主演のショートムービー「Tap Heat]の振付で有名なマスター

スタジオで、現在NY在住の元生徒、りょうちゃんに
会いました。
少し大人になってましたー!
 
夜はStudent Showcaseがありました。
道でばったりハロルド・クローマーに会いました。
つい最近Dr称号を受賞。

ショーではオーディションで選ばれた生徒達や、講師が踊りました。
日本の奨学生2名もそれぞれソロを躍らせてもらいました。
2人ともとてもしっかり踊れました!
私も緊張しちゃいました。
 
 
 
 
ショーの後、見に来てた日本人のタップダンサー(ゆか、つぶら、あいこ、れおな)と一緒に夕食。
 
 
Tradition In Tap 

久々にジミー・テイトに会いました。
クラスでは、Tap Dance Kidsの
振付を習いました。
彼はオリジナルキャストでした。

子供の振りなので元気で疲れた!(笑)
 
 
 
 
 
ロッドもすごい久しぶりに会いました。
帽子使いのテクニックのクラスでした。
全然出来なかった。トホホ・・
5/25National Tap Dance Dayです。
夜は「Tap Extravaganza」と言うタップデイを祝うショーがありました。
ここ何年か、ジミーがいつもトリで踊ってました。
今回は最後にジミーが踊ってる映像が流れ、涙がとまりませんでした。
その後、彼のトリビュートとして、ダイアンのスピーチと、ジェイソンやデリッックやバッカーリなどがHoofers Lineをやりましたが、皆の踊りはいつものとは全然違ってました。
締めはセビオンままのイエベットの歌でした。

ショーの後、ダイアンと再会。
長ーく抱き合いました!
 
 
 
ショーの後ジェイソンと。
ジミーの話をしてたら2人で泣いちゃいました。

「踊り続けることがジミーへの感謝のしるしだ」って
頑張ることを誓いあいました。
 
 
5/27NYにいる日本人皆で食事会をしました。
前列左からかぼちゃ、だいちゃん、つぶら、のぞみ、
あいちゃんこ。 後列左からゆか、まさと、のん、ユッティ、みすみ、れおな、やまてつ、りょうたろう。

BASEMENT藤井さんがご馳走して下さいました。
撮影:藤井氏
 
 
ジェイソンとカタックダンスのマスターとの
コラボレーションWorkshopに行きました。

インドのリズムの奥深さと、彼の素足の
音の爆音に驚くばかり・・・
ジェイソンがはまるのもわかる気がしました。
 
 
 
5/27朝、リンと一緒にブレックファーストを
食べに行きました。色々しゃべれて楽しかった。
日本での経験は、全てが素晴らしく、
本当に楽しかったみたいです!
特に食べ物は感動だったらしいです。
5/28 この日はジミーに会いにBostonに行く為に1日あけておいた日でした。その日が告別式になるとは思いもせず。。。

早朝NYを出てアムトラックでBostonへ。
ダイアンのご主人がピックアップしてくれて、ジミーの告別式「HOME GOING」(ジミーの人生を祝う会)の催される教会へ。(ジミーのお母さんが通った教会だそうです)

入口はジミーの写真がいっぱいありました。
棺の中のジミーとの対面はすごく辛かった。。。
信じられなかった。。。
でもとてもピースフルな顔で眠っているようで、苦しまなかったんだと安心しました。

5/16、夜中にトイレに起きて、いすに座ってそのまま眠るように亡くなられたそうです。

教会では歌とJazzとTapで皆で見送りました。
式の後、墓地に埋葬へ。
棺には、タップシューズと大好きだったゴルフのクラブが入れられました。

私は最後にお花をたむけてお別れをさせて頂きました。
ある人が「あなたがスマイリーね。ジミーがいつもあなたのことを話してたわよ。ジミーはあなたの事が大好きだったのよ」って言われて泣きく崩れてしまいました。。。

そして、皆が去っても、ずっと冷静だったセビオンが1人お墓から離れられずに、目を真っ赤にして泣いていたのが印象に残りました。。。
 
その後、お墓からほど近くにあるゴルフコース(生前ジミーが週2-3回通った彼が大好きだった場所)でレセプションがありました。

とても美しい景色でした。
暖かい太陽の光はジミーの抱擁のようでした。
時々吹く冷たい風は、ジミーの厳しさのようでした。

「Keep Danceing, Keep Smiling. Baby.  Easy・・・, Slyde」 と言う彼の声が聞こえてきました。。。
 
 
ロクサンとジミーの思い出を語りました。

ジミーの精神とダンスは永遠に生き続けます。
たくさんの幸せをありがとう、ジミー。LOVE YOU!!

日本で集めた募金($500)は告別式の費用の
一部に使って頂きました。ありがとうございました!
全てが終わり、ダイアンのお宅へ。
一緒に行ったNY在住のみゆきちゃんとダイアンと3人で献杯。
みゆきちゃんは、日本人として初めてアメリカのタップカンパニーに入って活躍した人で、私は25年来の親友です。私がタップを始めたのは彼女がいたからで、すごく尊敬しています。

ジミー来日も彼女の発案があったから実現したのです。ジミーと私達を繋げてくれた張本人です。
そのみゆきちゃん曰く「89年のコロラドダンスフェスでダイアンがスカラシップをくれたからジミーと出会えた」と。
そしてダイアンは「ジミーがスマイリーの話をしょっちゅしてたから初対面のときから意気投合意し、スマイリーと仲良くになった」と。なんだかジミーがよく言っていた「人のサークル」を感じました。

そしてこの日、「サークル オブ フレンド」と言う置物をダイアンがプレゼントしてくれました。

これからもサークルを大切に生きていきたいです。
TOPへ戻る