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みすみ"Smilie"ゆきこ
JTSP 6年目の今年は、NY TAPCITYに1名、そしてシカゴタップフェスティバルに3名奨学生を送りました。 (残念ながらLAの希望者はいませんでした)

NYには私は同行出来ず、射場君が1人でがんばりました。
沢山良い経験をしてきたようで嬉しく思います。

そしてシカゴタップフェスティバルでは、私と浦上雄次(SUJI)が講師&パフォーマーとして招聘されました。念願の日本人後進に繋げることができ、感無量でした。
そしてパフォーマーとしてARTN Company[Legends of Tap]が呼ばれました。
ありがたいことです。

そしてJTSPの新たなチャレンジとして、初めて未成年の子供達を連れて行き、ユースプログラムに入れました。
昨年、アメリカでは子供達がすごく育っているのを目の当たりにし、これはうかうかしてられないと思ったので、今年はチャレンジしてみました。

ユースプログラムは、上級の子供たちが5日間同じメンバーで決まったプログラムを受けます。
午前は基本クラス、インプロクラスを毎日違う講師から学びます。午後は、様々なジャンルにトライ、そして最後は振付クラス。
今回3人はミッシェル・デュランスの振付クラスに入っていたのですが、彼女は一身上の都合で来られず、代講となってしまいました・・・残念でした。
でも、その作品を最終日のステージで、生徒の皆で踊ることができました。
3年がかりの作品だったそうなので、今年初めて参加の生徒は出番が少なかったのですが、トップレベルの人達の踊りを袖から見られたことや、アメリカのステージ立てたことや、楽屋を共にできた事などは、貴重な経験になった事と思います。

最後に、私がすごくハードスケジュールだったので、子供達の面倒を思うように見れず、それを悟ってお手伝に来て下さった杉浦ヒロさん、くみさん、橋本祥さんに心から感謝を申し上げます。

今回は、SUJI君もARTNカンパニーもJTSPの生徒さんにとっても、初めての経験で、そんな皆さんをサポートしようと、私自身が今までには無かった かなりの緊張とプレッシャーで過ごしておりました(笑)。 そして、行きからフライトがキャンセルになるという大ハプニングに見舞われましたが、なんとか全員けがも病気もせずに帰国できて、本当にホッとしています。

そして、今年は台湾がJTSPに習って、TTSP(台湾タップダンス奨学生制度)を立ち上げてくれました。道を作れたことを嬉しく思います。 今後も奨学生へのサポートをどうぞ宜しくお願いいたします。
浦上雄次(JTSPがある意味)
今回初めてアメリカのタップフェスティバルに参加させてもらいましたが、本当に色んな事が勉強になりました。
個人的には講師として、演者としての参加となり、本場で自分の力を発揮出来るかどうか正直不安でしたが、日本から同行した先輩や仲間達に助けられ、何とか全行程を無事に終える事が出来ました。

フェスの大まかな報告としては、初日のクラス終了後にタップジャム(クラスは6日間連続、色んなクラスを講師陣が同時進行で行います)、その期間中にショーが3日間用意されていました。 私が担当したのはネクストステップ(4日間コースと1回だけのワークショップ)、YTEC(子供達を対象にしたクラスを一回)、ビギナークラス(一回)で、受講者は地元の方から 少し離れた地域の方まで、スタジオ単位でフェスに参加しているところもあった様です。 英語が話せないのでレッスン時に苦戦した部分はもちろんありましたが、気持ちだけは伝えたかったので、話せもしない英語を全力で頑張りました。(ほぼボディーランゲージでしたが笑)

ショーは3日間共に素晴らしい内容でした。

1日目はソロパフォーマンスのみのショーで、私もこの日に出演しました(緊張を通り越した状態で大変でした)
2日目は地元のタップダンサーやストリートダンサー、ジャズダンサー等が出演、ARTN COMPANYは2部を務め、会場はスタンディングオベーションになり、同じ日本人としての誇りを感じれた1日となりました。
3日目はフェスに参加した生徒さん達も出演、この日も自分は踊る事になり、1日目と同じ内容でパフォーマンスしました。

様々な色のあるショーでしたが、参加者はこの期間クラスを受けてショーも観れる、「色んな角度からタップダンスを体感出来る事」これぞまさにタップフェスティバルの醍醐味だと感じました。

この日本にタップダンスの奨学生制度がある事、その重要性も肌で感じる事が出来ました。 この制度では毎年2人~5人がアメリカに渡り本場のテクニックや文化の違いを体感していると思いますが、それを体感して帰ってきた人がこの日本でどう活動し、何を次ぎに伝えていくのか?。。
主宰のみすみさんがなぜこの制度を考え、日本と海外の道を作っているのか分かった気がしました。
旅で同行した仲間達との絆、家族の大事さ、普段目の前にある環境の素晴らしさを改めて知る事、本場の凄さを感じると同時に、私たち日本人が持っている「心」にも気付く良い機会をこの制度は与えてくれていると感じました。

自分たちの視野を広げる為にも海外に出て修行して行く事はタップダンスだけでなくどんなジャンルにも当てはまるし、そういった経験がある方ももちろん多いと思いますが、今回の渡米を経て、未来にバトンを渡していく事の大事さを感じれた事が1番勉強になりました。
最後に、テクニックを練習するのはもちろん大事ですが、人を尊重したり、輪を大事にしながら精神も同時に磨いていけばこんなに最高の事はありません。

これから先私を待っている舞台がどれだけあるか分かりませんが、こういったシンプルな考えを忘れず、日本のタップ界を盛り上げていければと思います。
奨学生の感想 (New York)
今回2012年のNYで開催されたTAP CITYに参加させていただき本当にありがとうございました。貴重な体験と素晴らしい出会いに心から感謝しています。
僕にとってこの一週間は今までの人生の中で一番充実した時間だったと思います。
英語が苦手なので最初はかなり戸惑いましたが、レッスンが始まると「ここまで来たらやるしかない!!」と自分に気合を入れて頑張りました。
最初の2日間のワークショップは凄く勉強になりました、1日目はNicholas Young, Claudia Rahardjanoto, Barbara Duffy, 2日目はDelick K Grant, Jason Samuels Smith, Dormeshia Sumbry-Edwards, 全部で6レッスンも受講させていただきました。講師陣も豪華なメンバーで、どのレッスンもかなり力の入った内容だったと思います。特にBarbara Duffy先生のレッスンは呼吸の大切さやリズムの歌い方を中心とした内容で個人的にとても勉強になりました。

3日目からはYOUTH PROGRAMも始まり、12日に開催されるTAP FUTUREのDelick K Grant, Diann Walker ナンバーにも参加させていただきました、Delick K Grantのナンバーは振り付けがとても難しくて中々憶えられなかったのでかなり苦労しましたが、Diann Walkerのナンバーは僕の憧れでもあるMr Leon Collins,のルーティンを教えていただき、とても感激しました。
6日目のTAP FUTUREではNYでの初のステージに立つことができて本当に嬉しくて、感動的で、一生の思い出になりました。(実は直前までリハーサルだと思っていました)
7日目最終日はTAP IT OUTは外での3ステージで、憧れのNYの空の下で思いっきり踊りました。

僕がダンスを始めて20年間(TAPを始めて13年)、毎日のように「NYに行きたい」「NYで踊りたい」と思い続けていた夢が今回のJTSPのオーディションで叶えることができました、本当に感謝してもし足りないほど感謝しています。
最後に、みすみ先生、BASEMENTさん、トニーさん、Diann Walkerさん、TAP CITYの講師の皆様、スポンサーの皆様、サポートしてくださった皆様、そしてJTSPに関わっている全ての皆様、本当にありがとうございました。 この経験を生かしてこれからも色々な事に挑戦して日本のTAP文化に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
奨学生の感想 (Chicago)
私は今回JTSPの奨学生としてシカゴタップフェスティバルに参加させて頂きました。
私にとっては初めての海外であり、奨学生として勉強をさせてもらうという意味でも初海外という意味でもドキドキの連続でした。

今回私が受けたのは5日間のユースプログラムというものです。プログラム内容は一時間目が毎日先生の変わるタップのレッスン、二時間目がインプロのレッスン、三時間目がタップではなく太極拳や、ヒューマンビートボックスなど様々なジャンルのレッスン、四時間目が振付のレッスンという感じでした。私は入ってすぐにユースプログラムに参加している生徒の技術の高さに圧倒されました。振付になればすぐに覚え自分のものにしてしまうし、初めて見るような技を沢山持っていてインプロで一人ひとり回しているときも、恥ずかしがることなく積極的に前へでて自分なりのリズムを沢山のステップで刻んでいる。私は緊張と不安から全く動けず愕然としてしまいました。ですが自分の置かれている環境が今までの自分が見たことの無いような刺激のある場所であり、凄く貴重なところなんだと、自分ももっとタップに対し積極的になろうと思えた瞬間でもあります。
レッスンでは毎日のようにカウントの取り方やテンポキープの大事さを教えてもらいました。まずは、しっかりと1をとることから。そこから5のカウントでインプロに挑戦してみたり、とっても複雑な6.5.6.6というカウントや9まである曲などでも挑戦しました。頭も足も訳が分からなくなってしまいましたが、こんな音楽があるんだ!と知ることができ、今まで以上に音楽に興味が湧いたので楽しかったです。沢山の先生が毎日指導して下さる中で英語力の無い私は、先生が話しをして下さっている内容や友達の会話が全く分からず、様々なステップのコツや、振付に関してのポイントがハッキリせずとても悔しかったです。「話せなくても、ジェスチャーや単語やニュアンスで頑張る!」と思っていましたが、今回参加させてもらったことで「絶対喋れるようになろう・・・!」と思うことができました。
レッスンの終わった夜にはジャズショーケースやJUBAのショーを見に行きました。目が離せない。いや、離れないタップダンサーばかり。そこでの時間は、鳥膚が立つほどの贅沢な時間でした。JUBAのショーでは一日目にはSUJIさん、二日目にはみすみ先生をはじめとするARTNカンパニーのみなさんが出演されましたが、海外のタップダンサーとはまた違うようなさらさらと流れるようなタップには心を打たれ、こんなにも凄い方たちと一緒に海外に来ているんだと改めて感動しました。そして最終日にはユースプログラムのメンバーと共に、私たち奨学生三人も舞台へ出演させていただきました。舞台上からの景色はなんだかいつもとは違って、味わったことの無い不思議な緊張感の中、「お客さんが外国人だ。ここは海外なんだ」と冷静に考えている自分がいたのを覚えています。舞台が始まり終わるまでの時間は正直何が何だかわからずあっという間に過ぎて行きましたが、振り返ってみると最初で最後かもしれない経験をしたんだと興奮しました。 8泊10日という時間の中で、日本から一緒に行った方々とお話をさせてもらえる時間がありました。もちろん基本的にはタップの話ですが、現在のことから私のこれからのことについての相談にも乗って下さりました。その時間は私にとって凄く貴重な時間であり、今後大切にしていきたい言葉を沢山いただけたことが本当に嬉しかったです。そして、帰り際に「またすぐにどこかで会おう!」と声をかけて下さったことが、地方にいる私にとって凄くありがたくて嬉しくて、必ず会えるように頑張ろうと思えました。また、一緒に奨学生として行った二人は私よりも年が6個も下でとてもかわいく、帰ってくるころには勝手に弟のように思っていましたが、タップの技術は見習うところばかり。一緒に過ごした時間が多い中、二人からもアドバイスをもらったり、感心する出来事が毎日のようにありました。年は違っても頑張らないと!と思わせてくれる、そんな二人と行けてとても良かったです。
みすみ先生、藤井さんを始めとするベースメントの皆様、ARTNカンパニーの皆様、SUJIさん、留学中サポートをして下さった方々、家族、応援して下さった多くの方々、ありがとうございました!素敵な出会いと繋がれたことが幸せです!シカゴに行かせてもらえたことで私はタップが好きだと改めて実感することができました。世界は、ものすんごく大きくまだまだ足りないところだらけですが、これから先自分のタップができるようになるために一生懸命勉強していきます。本当に心から感謝です!
ぼくは、今回のシカゴタップフェスティバルが初の海外の旅でした。が出国の時からトラブルがありで、15人で成田から飛び立つはずがバラバラに成ってしまい、僕は成田からではなく羽田からハワイへ、そしてシカゴに行きました。でも、みんなが無事にシカゴへ行く事ができて良かったです。
シカゴのレッスンは、タップのリズムに対しての基礎練習から音楽に対しての応用練習など様々な分野のタップを学びました。タップレッスン以外にも、太極拳やベリーダンスやヒューマンビートボックスなどの体験をする事もできました。インプロクラスでは、JTSPの3人がみんなに認められ、みんな刺激し合いながら盛り上がってすごく楽しかったです。シカゴでは、教える人も、学ぶ人達も日本とはずいぶん違うと感じました。
どのクラスでも、やっぱりアメリカは自由な国なんだなと思いました。でも、ぼくは日本人でありたいと強く思います。
そして食べ物が、ものすごく大きくてビッックリしました。少しの間だったのに日本の食べ物がこいしくなりました。
今回は、まさかの初の海外での初舞台になり、向こうで一緒にやっていた仲間と一緒に舞台に立てた事が本当に良かったなと思います。日本からは、ARTNのみなさんとSUJIさんが出演しました。会場はスタンディングオーベンションで、拍手かっさいでした。日本のタップも、アメリカに負けないくらいすばらしい物だと実感しました。
ぼく達は、日本ですばらしい先生たちにタップを学ぶ事ができて、本当にすごい事なのだと思いました。
これからもぼく達の様に、どんどん海外に行って学んでほしいと思います。
今回のシカゴでは、たくさんの先生方や関係者の方々に、色々とお手伝いしてもらい支えてもらって楽しくやる事が出来ました。
本当にありがとうございました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
シカゴで学んだ事、感じた事、沢山あります。この事を忘れずにがんばっていきたいと思います。
もっともっと海外へ行ってタップをしたいと思ってます。
僕は、今回のシカゴスカラシップが無事終わって、先生方やARTNの人たち、BASEMENTやスカラシップの人たち、お父さん、お母さん、GAMBAのみんなに、まず「本当にありがとうございました」と言いたいです。その理由は、すごい経験をさせてくれたからです。 世界のタップダンサーのすごさを知りました。 シカゴに行く前は、知らなかった技がたくさんありました。 レッスンをしたら「こんな技からこういうステップができるんだ」「難しいステップのここにヒールをいれられるんだ」などいろいろなこと知って、いい勉強になりました。その技を知って、僕はもっとタップダンスが好きになりました。 そして僕の一番印象に残った先生は、ブリル先生です。 理由は、僕はインプロが好きで、ブリル先生はインプロをやる先生なので一番印象に残りました。今までインプロを少ししかやったことがなかったけど、ブリル先生の授業でインプロがもっと好きになりました。 今まで僕はGAMBAで少しだけインプロをやったことがありました。そのときは間違えるのが恥ずかしかったので簡単なステップで確実にやっていました。でも、シカゴに行ってからは、間違ってもいいから難しいステップにチャレンジすることが楽しいと思うようになりました。ワークショップの合間にやったSUJIさん、森田さん、NICOさん、崇真君とのインプロがとても楽しかったです。 シカゴは、日本とちがう空気、風景で、すごくいい所でした。 行く前は、ホテルが苦手であんまり眠れなかったけど、ホテルが苦手じゃなくなりました。 アスパラガスやトマトが嫌いで食べられなかったけど、シカゴに行って食べたらおいしかったので苦手が克服出来て良かったです。 さらにお母さんが居なくても一週間過ごせたので、自信が持てました。 またシカゴに行きたいです。 シカゴで教わったことを忘れないで、マスターたちに感謝して、これからもレッスンを頑張ります。 そして絶対に有名なタップダンサーになります。 ほんとうにありがとうございました。
シカゴタップフェスティバルに参加して
初めて参加させていただきました。
見るもの、聞くもの、すべてが新鮮でその場にいる自分が、本当に贅沢な時間に感じ、またみすみ先生を始め、バックアップしてくれた多くの方に感謝 感謝の10日間でした。
シカゴタップフェスティバルに参加させていただいた感想を下記のようにまとめてみました。

①タップの世界観が変わりました。。・・・・・・・・タップダンスという世界を、日本という枠を超えて考えれるようになりました。敷居の高いワールドが、身近に感じられるようになりました。世界で同じ価値観を持っている、そしてタップに命をかけている方々に直接出会え、勇気をもらうとともに、このすばらしい人たちと共有できる空間は、私にとって一番の宝物になり、感謝仕切れませんでした。このありがたい思いを、これから、日本のタップ業界の未来のために役立たせていただきます。

②日本人としてのタップ・・・・・・・・・・・・・・・・今回、SUJI先生、みすみ先生率いるARTNのカンパニーの皆さんのステージを海外の枠で拝見させていただきました。タップは、アメリカのもの。日本舞踊を、外人が日本で踊るようなものです。それはそれは、大変なこと。ダンスは、やはり「表現」の一つ  同じ振り付けを踊ったとしても、みんな違うのは当たり前です。でも、その振り付けた人の魂は、その振り付けの中に生きていると思います。ARTN皆さんは、みすみ先生の魂を通してマスターの魂を、SUJI先生も日本で培われた熱い思いの魂で踊られました。そして,その根底にあるのは、お二人とも日本人としてのDNAが、あのすばらしいステージを作り上げたのだと思いました。
タップは、アメリカのもの  でもそこに日本人の心「わび さび」を感じたのは、私だけでしょうか・・・静けさ、優しさの中に、根底に広がる力強さ    I proud of them タップは、アメリカのもの。でも魂は日本人として踊ることの大事さをかんじました。

③過去現在そして・・・未来へ・・・・・・・・・・★今回YOUTHというすばらしいカリキュラムの中にMIKKU、そうま、たくとが参加させていただきました。生まれて初めての一人の海外、そして言葉の通じない世界でのタップ訓練。 はじめは、さぞかし不安だったことでしょう。しかしさすが選ばれただけありますね。みんな、同じ方向性を持っいてる子供たち。すぐ助け合い、その世界観のある世界に飛び込むことができたようです。
ただ、その環境にしてくれた、一緒に行動してくれた、日本人メンバーがいてくれたからこそ!!皆さん本当に、気を使ってくださいました。感謝しきれません  ありがとうございました。
3人ともテクニックはもちろんですが、私にはもう一つづつ大事なものを得たような感じがします。そうまは、「優しさと素直さ」を  たくとは「冒険心」を  MIKUは「本気 やる気」を!!みんなすばらしいおみやげを持ち帰りましたね

★ショーケース ワークショップを受けてまず感じたことはすべてに関してFamilyを感じました。どの先生も昔活躍されたマスターや音楽家をリスペクトし、次の世代に引き継ごうとしていました。若い次世代の子たちも、それに耳を傾けていました。
すばらしいことだと思いました。明日の光を感じました
そして私がこれからやっていかなければいけないこと。時代はどんどん変わります。おぼつかない頭でもいつも勉強していきたい。止まってはいけない。できてもできなくても、その姿勢を後輩に見せていいかなくてはいけない。肌で感じたことは、肌で伝えていかなくてはいけない。明日のタップの光をつなぎたいと思います。

杉浦ヒロ
今回、初めて参加させて頂きましたシカゴフェスティバル。今まで色々なフェスティバルに参加してきましたが、シカゴフェスティバルはとてもいいフェスティバルだと思いました。
まず、15人という仲間たちと一緒に同じ時間を持てたことがとても忘れられない経験になりました。一人では経験の出来なかったであろう沢山の出来事がオプションとして楽しい思い出になりました。 それに、ワークショップが終わってから三日間もタップのショーがあったのが楽しかったです。 観光はあまりできませんでしたが、タップを勉強し、タップに触れに来ているのでただ受けるだけではなくそのあと、パフォーマンスを見れたのがよかったです。
それに、特に日本のタップダンサーが世界のタップダンサーに紹介され、その素晴らしさを一緒に感じることが出来たのは貴重な経験でした。同じ日本人のタップダンサーとしてとても誇らしい気持ちがしましたし、改めて日本のタップダンサーの素晴らしさを感じました。
みすみさんが今まで頑張って踏ん張ってやってこられたことが、報われたというか、道が開けたというか、そんな瞬間に一緒に立ち会えたことがとてもうれしかったです。 このフェスティバルに毎年若いタップダンサーを連れてこられたみすみさんの苦労を肌で感じることができたのはとてもよかったし、私はいったい何をやってきたのだろうと、もっとみすみさんのお手伝いができたはずなのにと悔しくも感じました。
キッズをこのフェスティバルに連れてこられたのもとても、いいことだと思いました。 こんな素晴らしい経験をこんな若いうちに出来て、彼らの中にとても沢山のものが生ま れたと思いました。
それは、今回ずっと近くにいて見ていて思いました。この数日で明らかに成長している 彼らをすごいと思い、このプロジェクトに参加できて、少なからずみすみさんのお手伝いが出来たことがとてもうれしかったです。
私はこれからも日本タップ界の次のリングになる若い人たちが成長するお手伝いが出来たらいいなと思いましたし、それが私がやらなくてはいけないことなんだと感じました 。
もちろん、自分自身もワークショップに参加させて頂いて、たくさんの事を学ばせて頂きました。
改めて、リオンコリンズ氏のルーティーンの素晴らしさ、ダイアンの偉大さを感じました。 ダイアンがとても元気そうで、とてもうれしかったです。その他の先生方からもたくさんのものを学ばせて頂きました。また、自分を見つめることが出来ました。
今回はこの貴重な経験をさせて頂いてとても感謝しています。ありがとうございました 。
自分のため、そして日本のタップ界のためにも、これからもまたフェスティバルに参加したいし、協力していきたいと思いました。

橋本 祥
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