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みすみ"Smilie"ゆきこ
JTSP2013はNY Tap Cityに2名、シカゴTap Festival に2名送り出しました。
NYは大人、シカゴは子供・大人関係なくオーディションで選ばれた4名が渡米しました。
私はシカゴに同行しました。
昨年も子供を連れて行き、ユースの特別プログラムに入れましたが、今年は大人の一番難しいレベルのクラスに突っ込みました。1日5レッスン、プレプロフェッショナルなハイレベルのクラスですが、同世代のアメリカの子供たちがガンガンついてくるのを目にして、良い刺激になったと思います。
JTSP生の評価も毎年とても高いので、日本自体も評価されていますが、近年アメリカは子供たちの底上げが本当にすごいです。
そのせいか今年は講師も若い人が増えました。
そんな中で 中堅やベテランの方々のDeepなクラスも魅力的です。
今年はJTSPメンバーの酒井ショータ君が参加していたので、よく後輩の面倒をみてくれて助かりました。
思いの他、自分の時間が持てたので、私のメンターであるダイアン・ウォーカー女史と過ごす時間が沢山とれて、私自身もリフレッシュできました。
毎年 生徒たちを支えて下さるサポーターの皆様、ご理解下さるJTSP生の各先生方、奨学金を提供して下さるフェスティバル主催者とBASEMENTさんに心より感謝を申し上げます。
NY・シカゴの他、今年はスカラシップ枠を提供したLA Tap Festival に1名、そして東京International Tap Festivalと台北Tap Festival の交換留学制度で1名、希望者が参加しております。
Chicago (中川美海)
私は、JTSP奨学生として、シカゴに行かせていただきました。
ARTNスタジオで海外のTAPの先生に教わっ た事もあり、とても興味深々でした。
私は今回が初海外だったということもあってとても、楽しかったです。

着いた一日目は、展望台に行ったり、ご飯を食べに行ったりしました。
展望台からの景色は、高層ビルが下に見えたり、 湖が見えたりしてとても素晴らしかったです。
ご飯を食べに行った時は、ものすごい大きいお皿にたくさんパスタが盛ってあったので、ビックリしました。
やっぱり、日本とは全然違うなあと思いました。
私はその日は時差ぼけでとても眠くなってしまったので夜ご飯も食べずに寝てしまいました。

次の日から、フェスティバルに参加しました。
一日5レッスンのハードな日が4日間と、3時間のレッスンの日が一日と、レッスン最終日には4レッスンを受けされていた だきました。
私が受けたレッスン全て良かったのですが、中でもMr. Derick Grantのレッスンが楽しかったです。 Mr. Derickのレッスンでは、 みんなで輪になってインプロを回していったり、一人ずつ踊ってみたりした ので、私にはピッタリのレッスンでした。
フェスティバル1日目の夜には、jazz showcaseに行きました。出ていた人は、プロの方が多くて観入ってしまいました。
司会は、Mr. Lane、 Ms. Lisa で豪華でした。
そんな場所で、耕平くんとしょーたさんと私で踊らせていただくことができて、とても嬉しかったです。
みなさんとても素晴らしかったのですが、一番心に残ったのがMr.Nicoです。Mr. Nicoは、私が見たこともないステップをやっていたり、見ている人を釘付けにするような踊りでした。 一生に一度のあの日はとても心に残っています。
3時間のレッスンの日の夜はstudent showcaseに参加させていただきました。
みなさん、 とても魅力のあるナンバーを出していたのでとても楽しかったです 。
私も、踊らせていただきました。踊り終わった時はみんなが、 褒めてくださったり、ハイタッチしてくださったりして、夢のような時間になりました。
今回シカゴでは、「JUBA!」 というshowを3回観に行かせていただきました。出演者全員がプロの方で、圧巻でした。 あっという間の時間だと感じました。私は、「 私もアメリカのステージで踊ってみたい!」 と心の底から思いました。
それくらい、素晴らしかったです。
他に嬉しかったことは、シカゴで友達がたくさんできたことです。 みなさん、たくさん話しかけてきてくださったり、 写真を 撮ったりしました。
もし、またシカゴに行ったときは、 自分が成長した姿をみていただきたいです。
レッスン後に耕平くんとしょーたさんと、私で、 シルバービーンズを見に行きました。自分が写ったので、とても面白かったです。

今回このような、体験をさせていただいた、みすみ先生や、ベースメントの方々、Mr. Lane、協力してくださった方々、 両 親に感謝しています。
今回の経験を生かして、 自分自身もっともっと勉強してタップもレベルアップさせ、 日本の人々に尊敬されるようなタップダンサーになりたいです。
そして、いつか必ず、 世界に認められるタップダンサーにな りたいです。

本当に皆さんに感謝しています。ありがとうございました。
Chicago (石橋 耕平)
今回、JTSPの奨学生としてシカゴに行かせて頂きました。 初の海外という事もあり、みすみ先生、森田さん(1週目のみ参加)、ショータさん(2週間参加)、美海ちゃん親子にもたくさん助けて頂きました。
WSは4日間の連続コース、1レッスン3時間のWS、そして、マスタークラスを受けました。
NEXT STEP(上級)クラスを中心に受けていた事もあり、悔しいと思うクラスがたくさんありました。
特に、Nicholas Youngのクラスは、ステップが頭に入らず、とても悔しかったです。
Jason janasの熱くて丁寧なクラス、Dormeshiaのリズミカルなのにとても激しいクラス、Michelle Dorranceの技やテクニックを中心にしたクラス、Lisa LaToucheの純粋に難しい振り付け、Derick Grantのインプロなどチャレンジを中心にしたクラス。
最初の4日間で、とても濃い内容になりました。
そのレッスン後には、Jazz Showcaseや、JUBA!など、観て楽しむことが出来ました。
また、Jazz Showcaseでは飛び込みで踊る事ができました。
そして、3時間のWSとマスタークラスと、時間がどんどん過ぎて行くように感じました。
WSでは、基礎から振り付けまで、クラスによっては、出来ない事を練習する時間もありました。
マスタークラスでは、振り付けを中心に楽しく受けれました。
Student Showcaseでは、周りと自分を比べて自分の課題も見つける事ができました。
全体的な基礎力や、技術力が足りないこと、身体の芯が弱いことなど、強く知ることができました。

今回のシカゴタップフェスでは、自分自身を見つめ直す良い機会となりました。
また、周りの空気が日本と違うので、とても刺激を受けました。
これらの体験を生かし、タップやタップ以外の部分でも成長していきたいと思いました。

今回協力して下さった、みすみ先生、BASEMENTさん、Lane Alexanderさんを含むスポンサーの皆様。
そして、サポーターの皆様にはとても感謝しております。
地方から、TAPを広げていけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
今回は、本当にありがとうございました!
New York (久保 久美子)
今回、東京International Tap Festivalと台北Tap Festivalの交換留学制度を利用させて頂き、8/9から約1週間台北に行きました。
前半・後半3日間ずつのワークショップを1日約4レッスンづつ受講しました。

今回WSの会場となった、[DANCE WORKS STUDIO 112]は、ホテルから10分弱で、とても綺麗で広々とした快適なスタジオでした。
WSにはKCT(高雄)カンパニーからのキッズが多く参加しており、フェスの最後にはショーがあった為、それが終わるまでほとんどのキッズが遠方から泊まり込みで頑張っていましたし、香港からも参加者がいたようでした。
レッスンは現地の講師以外は、英語で行われ、それを中国語に通訳して伝えられるという形でした。言葉が分からなかった為、細かい説明を聞き逃す事が多く、悔やまれましたが、見よう見まねで盗もうと、集中してレッスンを受けようと努めました。
レッスン外では、DANCEWORKSのメンバー・Andrew Nemr・金子 里朱生さんらとお食事をする機会があり、英語・中国語がわからないながらも、とても貴重な時間を過ごすことができました。 その中で、台湾のタップの歴史は日本よりも浅く、ここ10年で急速に発展(台北タップフェスは9回目)したものだと知りました。
私はそれを聞いてとても驚きました。

スカラシップでどこに行くなら、本場アメリカへ!!!と思う方がほとんどでしょうし、実際にレッスンや生徒のレベル、講師の層はアメリカの方が格段に厚いでしょう。しかし、ここ10年での台湾のタップは目を見張るものがあると思います。
とても台湾のタップ界は熱く、みんな温かい人々ばかりです!!!
特に今回のイベントプロデューサー、RiceとMatildaには何から何までお世話になりました。こちらのお2人はご夫婦だそうなのですが、人柄が素晴らしく、周りをパッと明るくする感じや雰囲気を持っており、常に人の事を考えて率先して行動していて、下にいるダンスワークスの若い方々も皆良く動く方々ばかりで、とても気持ちの良いカンパニーでした。
今は日本でも、海外に修行に行こうと思えばすぐ実行できる環境ですし、海外の講師が来日し、WSも開催されています。
沢山の舞台、ショーやJAMがあり、踊れる場所が用意されているし、YouTubeなどの動画を見て練習の材料にもなる。練習出来るスタジオがあって、好きな靴が選べる。
急成長する台湾のタップシーンを肌で感じる事が出来て、自分が日本で当たり前のように目の前にある事は、今までの歴史の中で、苦労して作られ、継がれて来た事であることを改めて気付かされました。当たり前ではない、とてもすごい事で、感謝しなくてはいけないこと、そしてこの状況で、自分に何が出来るのか…そんな事を改めて考える良い機会となりました。
そして、近い国同志、刺激を受け、切磋琢磨し合いながら、タップシーンを盛り上けていく必要があると思いました。
私用で早めに帰国しなければならず、ショー等が観れずに残念でしたが、とても盛り上がったようです。
今回このような機会を下さり、本当にありがとうございました。この経験を活かして頑張りたいと思います。
台湾(羽生結花)
NYのTAP CITY へスカラシップとして参加させていただきました。
貴重な機会をいただきありがとうございました。

最初の3日間は単発のWSを8レッスン。
後半4日間にTAP FUTUREという SHOW CASEに向けた4日間通しのレッスンを2レッスンと、 TAP IT OUT というタイムズスクエアでのパフォーマンスに向けたリハーサルといった内容でした。
どのタップダンサーのレッスンも新鮮で素晴らしいものでしたが、 中でもRay Hesselinkはシアタータップの中でも昔のミュージカル映画のスタイルで、 体のスムーズな動かし方など、目から鱗なものが沢山あり、定期的に受け続けたいと思うダンサーでした。 日本にも来て欲しいなぁと思いました。
難しく大変なものもありましたが、どのレッスンでもリハーサルでもそうでしたが、英語の出来ない日本人の私を周りの生徒さん達やスタッフがとても気にかけてくれてフォローしてくれたお陰もあり、楽しく有意義な日々を過ごせました。
夜はCopasetic Boat Ride、TAP JAMやTAP CITY2013 AWARD、TAP INTERNATIONALSというショーや私も参加したTAP FUTUREというショーがありました。
どのイベントも素晴らしい体験となりましたが、TAP CITY 2013 AWARDは沢山の映像、スピーチ、パフォーマンスからタップの歴史が学べ、会場全体が温かい空気で、AWARDを受賞したBarbara Duffyへの感謝と愛に溢れていて、とても感動的でした。
今回、TAP CITY全体を通してアメリカのTAP FAMILYを直接、体験出来た事が私の中ですごく刺激になりました。
国籍の違いだとか、言葉が通じない事だとか、キャリアに関係なく、タップが好きであると共通点だけで受け入れられていく感覚に驚き感動しました。
2週間弱でしたが、多くの友人が出来ました。
そして、ニューヨークにいる日本人のタップダンサー達のサポートが本当にありがたかったです。

今回の経験を糧にこれからもTAPを続け学び続けていきます。
Los Angeles(松本慎太郎)
2013LA tap festivalに参加して参りました。英語の不安がある中一人での参加だったので気は張りましたが、今回それ以上に言葉では表現出来ない程貴重な経験をすることが出来ました。
LA fesは平日はロス市内のDebbie Allen Dance Academyでのレッスン&historyのレクチャーetc、そして週末はfes主催のコンサートをBarnum Hallで行うという二部構成で行われました。今回僕は平日に5~6レッスン、そして週末のコンサートに2回出演して参りました。
まず、レッスンはどれも刺激的なものばかりでしたが、僕はとりわけC.Cook HolmesのimprovisationとA.Williamsのmusic theoryが面白かったです。improvisationはドラマーとしても有名なC.Cook Holmesのもとリズムの取り方が本当に参考になりました。ハイテンションなレッスンで今回純粋に一番楽しいレッスンでした。またmusic theoryでは実際に楽器を使い譜面を読みながらのレッスンで、tapの音の部分に専門的にアプローチする内容がとても面白かったです。
LAは本当に何もかもが日本とは違い、参加者がとても多国籍で、どのレッスンもスタジオは大盛況で熱気ムンムンでした!!fesとは言え、これ程まで老若男女多くのtapperが集うのを見て、ここはtapの本場なんだと強く感じました。しかもみんな上手い!!また、tapマスター達のhistoryレクチャーが毎日あり、小さな子供を連れた保護者の方も多かったです。tapが教育の一環として根づいてるな~と実感しました。日本でいう道徳の授業?みたいな感じでしょうか。これまでtapを支えてこられた方々への、会場からの強い愛情とリスペクトを感じられた場面でもありました。
LA fesの特長として、とにかくハッピーで明るい人がめちゃくちゃ多い!!fes全体が大きな家族みたいでこちらが心を開けば歓迎してくれる方ばかりでした!!穏やかな気候とディレクターのJ.Samuels Smithの人柄もあってとてもハッピーな時間が流れてました。
今回参加させて頂いて、出来ると思ったのについていけないレッスンがあったり、言葉の問題など、力不足ですごく悔しいと思うことが多かったです。ただ、本当に世界中にtap仲間がたくさん出来ました。実際に生で色々と感じられたことと、人との出会いに恵まれたこと。これが大きな収穫だった様に思います。
最後に、今回サポートしてくださいましたJTSPの皆様、いつもお世話になっておりますBASEMENTさん、先生方、今回fesにゲストパフォーマーとして参加されていた熊谷和徳さんにこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
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